2006年秋クール初回総評

今回は結構豊作クールなんじゃないのー?って、二大金字塔(らしい)の「僕道」と「コトー」見てない僕が言うのもなんなんですが、それでも結構楽しめてます。コメディドラマあり、シリアスドラマあり、考えさせられるドラマありとバランスもいいし。しかも今クール7本見てますよ。朝ドラ入れたら8本か。これだけ見たのって久々だなあ。


・視聴中ドラマ

のだめカンタービレ
最近の月9にしては驚くぐらい楽しめているドラマ。原作読もうかなあとも思ったんだけど、ドラマ放送中はこの雰囲気で楽しみたいので、終了してから見たいと思います。樹里ちゃんも玉木君も頑張ってると思うけど、一番凄いのは言わずもがな小出君だと思う。


役者魂!
これが今見てるドラマの中で一番脱落に近いかなあ。キャストは悪くないはずなのに、なんとなく乗り切れない。話が本格的に動き出すのは2回目からでしょうか……それからが勝負だな。本能寺海造(藤田まこと)は今クール多々いる奇抜なキャラに比べればまだまだ全然生ぬるいです。


14才の母
一番真剣に見ているのがこのドラマ。やっぱりキャストが良い。なんとなく甘い部分も目に付くけど、シビアになっていくのはこれからだと思うし。家族で見ると非常に気まずいのが難点ですが……


嫌われ松子の一生
現代パートはともかく、過去パートの出来は結構良いと思います。映画まではいかないとしても、原作既読者としてはドラマのキャスティングもなかなか良いし。内山理名はほんとこういう役が似合う。普通の恋愛ドラマとかだと拒否反応起こすんだけどねえ。


「家族」
堅い内容で、ちょっと柔軟さを持っても良いんじゃないかと思うものの、子供の存在がやっぱりでかいなこれ。これもまだまだ初回じゃ何とも言えないので、次回以降に期待。


アンナさんのおまめ
何といってもベッキーの爆走っぷりと、柏原君の壊れっぷりに尽きる。1クールに1つはこういう何も考えずに見れるお馬鹿ドラマも良いと思います。博太郎のナレーションもナイス。


魂萌え!
全3回というのがいいのか、非常にスピーディな展開で、しかも緊張感がある作品。初回はかなり引き込まれました。高畑さんの演技も素晴らしいです。そういや風吹ジュン主演で映画をやるとかやらないとか(やります)。


芋たこなんきん
決してつまらないわけじゃないし、結構細かいところで笑ったりはするんだけど、どうも吸引力に欠けるというか……最近見逃しがちだし。プロポーズしてからの展開がスローペースだから、見逃しても問題ないのが原因かなあ。そういえば最近これ全然レビュー書いてませんね……




・リタイアドラマ

僕の歩く道」「Dr.コトー診療所2006
すこぶる評判のいいこの2つのドラマ。決して悪くないし、よく出来てるドラマだとは思うんですが、よく出来すぎているというかお話が綺麗すぎるというか……とにかく個人的にはあまり好きな作品じゃないなーというのが第一印象。


だめんず・うぉ〜か〜
主演の紀香は悪くないと思うんだけどなあ。だめんず男がどこにでもいそうな感じで、これじゃあ「だめんず」を扱ったドラマとは言えない気が……


セーラー服と機関銃
やっぱりどうしてもご都合主義なストーリーが鼻につく。中堅俳優キャスト陣はいいとは思うんだけど。まさみちゃんファンには垂涎モノなんだろうなあ、このドラマ。あ、でも機関銃ぶっ放して「カ・イ・カ・ン」なシーンは見たいです。


たったひとつの恋
やっぱり北川女史のドラマ……というか、こういうコテコテな恋愛ドラマは僕の肌にはすこぶる合わないのだと再確認しました。


鉄板少女アカネ!!
堀北さんにはこういう熱血漢系の役は似合わないと思われ。いまだに野ブタのイメージが脳裏から離れないのは僕だけでしょうか……


しかし今クールは奇妙というか、他の人たちとはちょっと違った主人公が多いですね。特に女性。「ぎゃぼー」とか叫んじゃったり14才で妊娠しちゃったり物凄い転落人生を送ったり女子高生なのに機関銃ぶっ放したり超絶な勘違いしまくったり「アツくて悪いかー!」とかいってヘラ振り回したり。そういう変わった人たちのドラマも面白いけど、久々に「すいか」みたいななんでもない日常をテーマにしたドラマも見てみたいなんて思ったり。