「14才の母」第三話

14才の母 第三話「さよなら…私の赤ちゃん」
OPがなかった……やっぱりどうしても河本で笑っちゃうもんなあ。


まさか冥王星という時事ネタ(ちょい古)を持ってくるとは。そのわりにはたとえが上手いんだか下手なんだか分からんかったですが、要するに冥王星14才の母の子、ということですよね。ここで堕ろしたらお話にならないので、やっぱり最後は脱走。だけど大雨の中走り回るのは母体に影響が……云々。
とにかく、ドラマが始まる前に一番危惧していた「ヤッちゃいました→妊娠しました→子供を産みたいの!だから産む!」という安直な展開にならなくてホッとしました。的場医師(高畑淳子)の口から「14才という成熟していない少女が子供を産もうとするにはどれだけ覚悟がいるか」ということを説明してくれて良かったです。しかし「母体に影響」や「育児が大変」などよりも、子供を孕ませてしまった男の本音としては智志(三浦春馬)の言うとおり「つまり、今までの自分を全部捨てなきゃいけないわけで」っていうのが本音だろうなあ。取り繕うことをせず正直にそう言ったことは良かったことなのかは分かんないけど。
しかし相変わらず室井滋には泣かされる……「菊次郎とさき」や「純情きらり」でもそうだったんだけど、室井滋の「息子を持つ母親役」にすこぶる弱い僕。でも静香(室井滋)の行動のせいで波多野(北村一輝)に妊娠がバレるみたいですね……


来週は何故か学校に未希(志田未来)の妊娠が知れ渡っているようで。やっぱりあの友達が言い触らしたんだろうか……「友達だから」とか言ってても、やっぱり妊娠したような子と付き合えないってこと? あの年齢の子達にとって「妊娠」は噂の格好の餌食だからなあ。