「アンナさんのおまめ」#7

アンナさんのおまめ #7「まさかの緊急入院! 重体のリリが聖母に」
おっと、すっかりレビューを忘れてた。


まーしかし今回は分かり易い話だったなあ。ストーリーもわりとありがちで、もっとぶっ飛んだ話が好きな僕としては少し物足りなかったかも。リリ(ベッキー)が病気じゃないのは勿論、リリの悪意が空回りして……っていうのもありがちだしねえ。ま、まさかあんなでかいボタンを飲み込んでいたとは思いもよらなかったわけですが……つーか気付けよ。
リリの勘違いが伝染したのか、今回はリリ以外も勘違いオンパレードだったのは面白かったです。何しろ恭太郎(柏原収史)までもがリリを可愛く見えちゃったりしてるわけだからねえ。ほとんどの視聴者が「リリの病気は勘違い」って分かってたと思うので、傍から見たら美しいはずのリリと恭太郎IN浜辺シーンで「おいおい、いいのか恭太郎!」と思わせるのは凄い。狙ってやったかどうかは別として。「初めて見た方もいらっしゃるかもしれませんので」な紹介シーンも、話しかけるのが神父(?)だったりしてその後のリリの行動の伏線にもなってたりしてたし。それにしてもベッキーの顔が毎回酷い事になってるのですけれども。


しかし今回は本田博太郎のナレーションが冴えてた。ちょっと多すぎやしないか?とは思ったものの、「ちくしょー、羨ましい!と思った方ご安心召されよ。まだまだ物語は始まったばかりです」は面白かった。それにオチはやっぱり恭太郎にとってはバッドエンドだったわけだし。
「天国で 必ずお前を選ぶから 
      俺は死んだら 地獄へ行きたい……(字余り)」by恭太郎