「嫌われ松子の一生」第十章

嫌われ松子の一生 第十章「すべて炎の中に…」
前回は録画ミスしてしまいました……


昨日の日記にも書きましたが、映画版見たらそれに衝撃受けちゃって(ラストは本当泣ける)その前にこれ見たんですけど、どーも印象薄れちゃって。他のキャストはともかく、やっぱり松子は中谷姉さんじゃないと!と思ってしまいました今更。内山理名も頑張ってるんだけどねえ。


さて、オリジナル部分についてですが、ここまで忠実に原作をドラマ化してきたのに何故……という部分も少なくない。勿論いい点もあるんだけどね。その点映画のアレンジは全体的に良かったと思いますが(ま、それは別カテゴリでまた後々)。
もしかしたら原作未読の方にとってはネタバレになる可能性もあるので、一応たたんでおきます。以下自己責任で。


オリジナルその1・妊娠
松子(内山理名)の妊娠→流産の流れって多分「子供という存在が龍洋一(要潤)と自分を繋ぎとめている唯一の存在が消えてしまう松子」っていうのを書きたかったんだと思うけど、松子ってそういうのが無くてもひたすら好きな男を待ち続けるような女だと思うんだよね、執拗に。だから龍も怖くなっちゃったんだろうし。「松子のために校長を殺した」「松子の激しい愛情が怖くて刑務所に入った」が半々だろうなきっと。妊娠分かったらすぐにベビー用品買いあさるのもなんか怖い……つーか松子さんは何歳の設定なんだろうか。老けメイクはおろか髪型すら変わってないからな。
そしてもう1人の妊娠、明日香(鈴木あみ)。このために性別転換させたの? うーん……全く必要だとは思えないエピだな。とにかく笙君(小柳友)は髪を切りましょう。まさか子供の名前「松子」とかにしないだろうね明日香さん。

オリジナルその2・田所の孫娘
彼女が龍にキリスト教(?)の道に走らせる要因となったようで、ドラマの方が流れ的にはナチュラルかも。

オリジナルその3・赤木
スタッフの赤木(北村一輝)お気に入りは分かったよもう。きっと神父にしたのも龍がキリスト教に……の要因の1人にするつもりなんだろうけど。別にここで赤木出さなくても。

オリジナルその4・明日香
幼少期の明日香と会う松子。だけどこの後弟の紀夫と会うシーンがないのはなんでじゃ? 久美(渡辺夏菜)の最期の言葉とか、あれが無かったらラストシーンに繋がらないと思うんですけどー。これは本当にいただけん。

オリジナルその5・施設
何故ここで施設勤め? しかも燃えてるし……まさか松子のせいにされるんじゃないだろうな。で、予告を見て一抹の不安がよぎったんですけど、まさか松子を殺したのって施設の子ら? それだったらかなり悲惨だよな松子……今までこれっぽっちも可哀想とは思わなかった松子だけど、あの最期のシーンはやっぱり泣けてくるかもしれない。家族団欒のラストシーンには大期待です!