「家族」最終回

家族 最終回「愛するパパとママへ……涙の結末」
えらい遅うなってすいません。


うー……ま、こんなもんかな。見てる途中は面白かったけど、なんか回を増すごとに粗が目立ってきて、最終回は特にひどかったような気が。至る所クサかったような。題名からしてちょっとあれだもんね……悠斗(宇都秀星)のあのピアノの話が初回と最終回リンクしているのは上手いと思ったけど。林檎の話は「お母さん届かないのよ」って理美(石田ゆり子)が言ったときから「はいはいどーせ亮平(竹野内豊)が取るんでしょ」と冷めた眼になってしまいましたよ。数話前は自分で取ってたくせに>理美。


丁寧な展開は良かったけど、何か1クールに至って長〜い夫婦喧嘩を見せられているような気がしたよ。なんで当初の話とここまで変わっちゃったんだろうなあ。晋ちゃん(渡哲也)のポジションは脇役に徹するのか、準主役なのかかなり曖昧で、だからさやか*1星野真里)なんてキャラが出てくるんだってば。金子昇のポジションもいまいちだったしなあ。まだ居酒屋の夫婦(?)の方がいい味出してたぞ。つーか金子君ってあんな台詞棒読みするような俳優さんでしたっけ。って、なんか「てるてるあした」のときにもそんなこと言ったような気が。津久野(劇団ひとり)はいい味出しているように見えたけどよくよく考えればただ都合いい使われ方としていたような気もしなくもない。さくらは言わずもがな。
しかし石田ゆり子はこのドラマに続き来クールは不倫妻と、悪妻役が続きますねえ。その評判を意に介さぬ姿勢は素晴らしいと思いますが……ちなみに僕の中のベスト悪妻ゆり子は(何それ)「薔薇の十字架」の「お食べ♪」です。車椅子の押し合いは怖かった。
竹野内君の父親役は良かった。クールな役もいいけど、こういうほのぼのしたパパっていうのも似合ってるので、今後そういう役も結構来るんじゃないか?


ま、総括してみればひたすら理美うぜえ!と悠斗可哀想!なドラマでしたな(そんな締めって……)

*1:だっけ?