「演歌の女王」第一幕

演歌の女王 第一幕「オーマイガッ!!こんな不幸な女がいたの!?大河内ひまわり登場」
うーん、これまた微妙な。つか「オーマイガッ」て。


同じ女の不幸モノなら、松子のほうが全然面白かったな。遊川さんの話にしては珍しい気色の話だけど、なんか色々空回りしてる気がするんだよね。笑わせてると思われる部分では全然笑えなかったし。「悲喜劇」がコンセプトということで、映画版松子みたいなのを目指してるのかもしれないけど、悲劇も喜劇もどっちも生ぬるすぎる。ラストでヒトシ(原田泰造)の隠し子?が出てきたけど、こういうドラマに子供を出すのもなあ。感動路線に行かせようとするのが見え見えじゃん? つって、エンドロールに出てきた成海璃子ちゃんはちょっと気になったんだけど。彼女はどんどん綺麗になってくなー。


登場人物について軽く。天海祐希はあんまり悲惨な感じが出てないのがいいのか悪いのか……うーん。あの「女のわかれ道」なCGは毎回出てくるんですかね。福田麻由子ちゃんはひまわり(天海祐希)の妄想ってことでいいんですよね? そこらへんは痛い感じが出てて良かったかも。段田さんの「ユー」は某社長をイメージしてるのかもしれないけど僕的には上田次郎なんですよね。阿部ちゃんほどナチュラルじゃなくてなんか違和感。高畑淳子は最初誰かと思いましたよー。悲劇に暮れる未亡人にしっかり者の産婦人科医ときて今度は若い男とまぐわうオバさまの役か。幅広いなあ。半海さんとゲスト?の羽田美智子さんは遊川ドラマ常連さんですね。羽田美智子、金を返すのが結婚式の日だなんていくらなんでも変だぞ。
で、実は一番期待してた若菜ちゃんなんですけど、普通すぎてつまらん! 若菜ちゃんだからもっとぶりっ子キャラっぽい感じだと思ってたのになあ。元キャバ嬢だしさあ。彼女ほどぶりっ子が似合う女優はいないぞ、きっと。


とりあえずはまあ来週も見てみますけど、どうよこれ? リタイアの可能性は大きいなあ。