戸梶圭太『ドクター・ハンナ』

美人女医・畔奈は凄腕の外科医だったが、それと同時に冷酷非道なサディストでもあった。普段から気に入らなかった内科医の藤井を痛い目に遭わせてやった畔奈だったが、そのせいで内科医軍団の藤井一家が畔奈への復讐を決意する!

ドクター・ハンナ―死と踊る美人女医 (徳間文庫)

ドクター・ハンナ―死と踊る美人女医 (徳間文庫)

く、くだらねーーー。でも面白かったっす。エログロ系が苦手な人はダメかもしらんですがね、こういうの。初っ端から内視鏡プレイなのはちょっと引いたけど。思わせぶりな登場人物が全然話に関係ないと思ってたらいきなり出てきた登場人物が後半の展開に大きく関わってて……なんて、真面目に読んでたらやってられませんこれ。畔奈の動向はムカつくとか怖いとかそういうのを通り越して爽快。あーこれ、三池監督で映画化してほすぃ。畔奈のイメージは何となく天海ねえさんだったんだけど、ちょっと年いきすぎ? 木村 佳乃とかならあの無機質っぷりが逆にいいかも。