「今週、妻が浮気します」第七&八話

ずいぶん遅くなってしまいました。全体的な展開としては、あんまり面白くなくなりつつあるなあ……といった感じ。粗も目立ってきたし。というわけで感想少なめです。ご了承下さい。


今週、妻が浮気します 第七話「妻の理由 夫の事情」
山口さんの話は正直要らないと思った。


おいおい、マジでハジメユースケ・サンタマリア)浮気してたのか。サブタイトル「夫の事情」じゃなくて「夫の情事」の間違いじゃないの? つっても一度だけなんだよね。妻の妊娠中に浮気っつーのはさすがにまずいと思うけど、陶子(石田ゆり子)の浮気とはやっぱりわけが違うわけで。轟(沢村一樹)の浮気論の肩を持つわけじゃないけど「一度きりの浮気」なハジメと「精神的なつながりのある浮気」な陶子じゃだいぶそのニュアンスが違ってこないか? うーんまーでも、陶子の浮気の原因はハジメの浮気なわけで……でも浮気は原因といえども「完璧な主婦」を自分で作ってしまったのは陶子自身なわけで……ま、どっちもどっちですな。こーゆーお話ってただ単に夫婦の人騒がせな壮大な痴話喧嘩を見ているようで、なんか唐突にアホらしくなってしまうんですよ。そういえば「陶子がハジメのプロポーズを受けた理由」は原因ではなかったようですねえ。となると、元サヤに戻る鍵がここら辺にありそう?
そしてハジメの「そんなこと」発言。心の中で言うという事を知らん男だなこいつは。というわけで下に続く。


今週、妻が浮気します 第八話「妻が罰せられる時」
どこでも言ってますが、ますます「家族」っぽくなってきたなオイ。


あーあ、やっぱりほら、子供が可哀想な展開になってきた。この夫婦は子供の幸せ云々よりも「どれだけ相手から我が子を隔離できるか」ぐらいしか考えてないような気がしてきたんですけど? 現代公論の記事はさすがにひどいと思うし、「最低」と罵るのも仕方ないと思うけど、「力には会わせない」に繋がるのが意味不明。ハジメハジメで、力(加藤翼)が怪我して陶子が心配するのも当然だろうに「来るな」はないでしょーよ。
そしてQ&Aサイトに書き込む陶子。「妻の浮気を忘れられるのですか?」という問いに対して「ノー」の答えるハジメ。まあ当然でしょうなあ。つーか陶子だって先週までハジメの浮気を覚えてたんだし、自分だけ忘れてもらうっつーのも都合いい話だよね。
ふう(溜息)これだけドタバタしてても、どうせ元サヤじゃん、と一度思っちゃうとダメだなあ。そんな事言ったらこういう系のドラマなんて全部そうなんだけど……たまに離婚するやつもあるけど、ああいう場合って大抵子供が成人してたりいなかったりですからねえ。小さな子供がいてなお離婚して綺麗に終わったドラマってないんじゃないの? というか話に吸引力があったらこんな事いちいち思わないんだよな、本当は。