「特急田中3号」最終回

特急田中3号 最終回「俺たちの列車は未来へ走り続ける」
まあ最終回は綺麗に締めたかな……って感じ。


でもなんかなが〜い仲間内のゴタゴタを見せつけられた感じしかなくて、正直「あー、面白かった!」っていうより「あー終わった終わった」という感覚しかないです。正直11回は長かったんじゃないか? 中だるみっていうか展開が無理やりすぎたもんな、途中。キャラクターは最初は結構いいなあと思ってたんですが(主に役者による力が大きい)それも後半はなんとも思わなくなってしまった。展開を繋げるためにキャラを無理やり動かしてる感ありありだったもんなー。その点「セクロボ」とか「ライアー」はきちんとキャラひとりひとりの個性が立ってて、話も筋が通ってたもんな。三島君(高橋一生)が初めて出てきたあたりは結構良かったんだけど、2回目に出てきてからの三島君の扱いが結構酷かったもんなー。高橋一生君結構好きな役者さんなんですが……あそこからラスト数話だけ繋いで見たら良かったかもね。


これはまあ予想内というか、視聴率はすこぶる悪かったみたいですねえ。まあこのキャストじゃしょうがないでしょ。磯Pだって視聴率狙おうと思えばもっとそういうキャスト使うはずだし、あえてこういうキャストにしたんだろうから(あーでも途中で亀梨投入したのはちょっと苦しいな)。そのあたり磯Pの役者に対する愛情っつーのが伺えるんだけど、だからこそキャラクターが良く思えたのかなたぶん。だったらもうちょっと面白く作れたんじゃ……と思わなくもないんだけどね。
最後の最後に照美(栗山千明)がテツだって分かるわけですが、正直ここらへんもどうでもいいっていうか、照美のハンカチの話なんてすっかり忘れてたよ……ただあの立て板に水な台詞は凄かったですねー。あれ覚えるの大変だったろうな。あ、もしかしてカンペあった? いやでも噛まずに言うのも大変そうだな。栗山千明ちゃんもやっぱり上手いんだけどねえ。あ、そういえばようやく自分の中から「ホラー女優」「S女優」という位置づけから抜け出しました>栗山千明ちゃん。


今度のドラマ「山田太郎ものがたり」やっぱ二宮君がどうしても容姿端麗には見えん。いや、二宮君嫌いじゃないんですけどね。むしろあのジャニーズの中ではかなり高い演技レベルだと思ってるし。