「逆転裁判4」ラスト

終わったあああああ! うーん、だけど、全3作の完成度に比べたらちょっとイマイチすぎるかも……パート1はもちろん最初ってことで気合も入ってるし、あれで終わらせていようとしていたみたいだから話も綺麗にまとまってる。パート2はシリーズ中一番難しいと言われているあの最終話のラストの清々しさったらないし、パート3は言うまでもなく今までの伏線を見事に回収した名作だと思う。で、やっぱりシリーズ物って「前作を超えなければいけない」っていうプレッシャーが少なからずあると思うんですけど、やっぱりこの3作は超えられなかったかなあ。まあ以下そこらへんに触れたりしてネタばれもあったりするので隠しておきます。




もちろん普通のゲーム単体として考えたら面白いと思います。だけどまず、あまりキャラが「これはいい!」っていう人がいなかったんだよなあ。なので最後のコメント集みたいなのもあまり盛り上がらず。あ、ハミガキさんは良かったですよ。ああいうクラッシャー的存在って好き嫌いは別としていいと思うし、ってゆう。あと事件そのものが印象が薄いっていうか、やっぱり簡単すぎなんですよね。最終話はさすがにやり応えはあったし(それでもなんかあっさり終わってしまったけど)、「見抜く」なんて結構難しかったんですけど、それ以外はさくさくっと進んでしまった。一気にやれば1日で終わっちゃうんじゃないかなー、これ。そしてなにより、成歩堂がちょっといくらなんでも出すぎだと思う。おいしいところ全部かっさらっていっちゃったし……一応主人公が交代した1作目なんだから、成歩堂を出すのは「5」でも良かったんじゃないの?(つーか「5」出るみたいですねー)まさかここまで事件に関わってくるとは思わなかったもん。製作者側にしてみれば「前作までの使用者へのサービス」だったのかもしれないけどさー、固執してるとしか思えないっていうか……それが残念。脇キャラがちょこっと出る程度だったらいいと思うんだけどね。まあ僕自身主人公交代って聞いただけでちょっとモチベーション下がってたのでそんなにがっかりしなかったんですが、期待しまくってた人にとってはちょっと残念な結果だったんじゃないでしょうか。
まあ、次回作に期待です。やっぱりこのシリーズ好きだし。若干ネタ切れっぽいのが気になるけどね……