「菊次郎とさき」第5話

菊次郎とさき 第5話「にっぽんの家族」
ゲストに井出らっきょ。


安子(黒川智花)が家出、だけど家出先で家族の温かみを知る……ってな話はちょっとベタすぎて、このドラマにおいてはベタでも全然構わないんだけど、でもちょっと萎えちゃったことは確かです。うし(吉行和子)の倒れるのもえらい唐突に感じられたし、あとここ数回湯川兄妹が若干鬱陶しく感じてきたんだよね……なんか無理に出番を出そうとしてる気がして。特に今回。
それよりも安子が家に戻ってきてからの部分的な話の方が良かったな。集合写真の「フクロウじゃないんだから」も笑ったし、集合写真のやつも面白かった。それに花子(清水由紀)が参加してるっていうのは良かったなあ。ここで安子に話した自分の実家のエピソードが効いてくる、っていうのはうまいと思った。あと菊次郎(陣内孝則)と手を組んで歩く安子のシーンもほのぼのしてて良かったです。


あ、そういえば今回タカさんが登場しましたね。前作からのゲストキャラで別な人物だっていう設定か?と思いきやどうやら同一人物でした。武(塚本高史)の師匠役ですね。ここでこんなエピを挟んでくるということは、青年期の話もあると期待したいところだけど、5話までずっと幼少時代の話ってことは、やっぱりちまちまとしか登場しないのかなあ。幼少期でももちろん面白いんですけど、青年期もまた違った面白みがあるからなあ。