「菊次郎とさき」第7話

菊次郎とさき 第7話「夫婦漫才」
ゲストに久世星佳伊藤沙莉ちゃんもちょっとだけ出てた。


うわー、今回すっごい良かった。泣いた。この谷川夫妻が結構好きっつーのもあるけど、濱田さんと梨本さんの演技がマジですげえ。特にラストの会話は泣けた。今までで一番良かったかもなー。というよりやっと「菊次郎とさき」として見れた気がする。今までは登場人物に違和感あったりだとか、キャラが微妙に違っていたりしたけど、今回はそういうの取っ払って見れたし。小五郎(梨本謙次郎)がかつゑ(濱田マリ)のためを思って嘘をつく……っていう展開はすごくありがちだけど、その真意を知ったかつゑがほろり……となるのではなく、「ふざけやがってえええ!」ってなるのがこのドラマのいいところだよなあ。しかし濱田マリ関西弁うまいな、と思ったら兵庫出身だった。あと字も上手いですな。
あと菊次郎(陣内孝則)が祝言をめちゃくちゃにするのは良かった。今作の菊次郎は破壊っぷりが足りん!と思ってましたので。しかし今回は大杉さんはっちゃけてたな。今まで出番が少なかったからか? しかし棟梁(大杉漣)と絹代(梅沢昌代)が夫婦(付き合ってるだけ?)だとは。そこで初めて、小五郎が酔っ払ってくだを巻いてたとき外に連れ出した真意が分かるっていうのは相変わらず巧いですな。客として通いつつ店を守ってるってことなんだろうなあ。


あ、でも気になった点がひとつ。北野家って新聞取ってないんじゃなかったっけか? なんで新聞あるの? あと塚本君の出番が本格的になくなってきましたな。はっきり言っていてもいなくてもいいレベルというか……逆に青年期を引きずってる気がして見づらい。若干コスプレ大会っぽくなってるし。まあスーツ姿は普通に男前でしたけど。


来週は幽霊話? で、ゲストが布施博と。うーん、ちょっとつまらなそうかも……