「フライトパニック」

あー疲れたwww


初っ端からすげーくどい演出。こりゃライアーゲームの演出の人だな、と思ったらやっぱりそうだった。いやーこりゃこれはちょっとくどすぎるでしょ。そしてストーリーもくどかったっす。なんか次から次へと物凄い展開の連続で、飽きさせないって言ったら聞こえはいいんだけど、なんかその状況を把握しきれないうちにどんどん新しい展開が……って感じでちょっと萎えた。忙しすぎるんだって。せめてもうちょっと演出が控えめだったらなあ。画面も揺れ揺れで気分悪くなった。まあ飛行機内の話だからそれでいいのかもしれないけどさ。
話もツッコミどころが多かったなあ。一番気になったのが、あの女の子がインシュリン(だったっけ?)に抗体が……って気づくシーンだったんだけど、その肝心の女の子はインシュリンを打ってないわけでして。だったら何でインシュリンに抗体があるって分かったんだ?という疑問が……なんか密室モノとしても感染モノとしても、それを媒体とした人間ドラマとしても中途半端。まあオチは妥当かなーって感じですけどね。あれぐらいしかないでしょう、オチとしては。水川あさみちゃんの使い方はもったいないけど。
いや、つまらないわけじゃなかったんですよ。せめてもうちょっと尺を長くしてくれたら、落ち着いて見れたかも。キャラ付けもほとんど出来てないから、最後にまんまフクナガキャラな鈴木浩介さんが注射器を渡すシーンなんかも、全然感慨深くなくて(ライアーゲームの最後のフクナガは良かったんだけどさ)。初主演らしい岡田君もなんか地味だったなあ。ちなみに一番「うげえええ」だったのは、泉谷さんが撒き散らした吐瀉物を関めぐみちゃん(だったっけか?)がもろかぶりしてるシーンでした。あー気持ち悪い。