「エジソンの母」第3話

エジソンの母 第3話「狼と元カレ乱入!授業参観成立せず」
今週から安田顕登場。


だんだん面白くなってってます。演出もだいぶくどさが抜けた感じがするし、それに台詞の掛け合いが面白くなっていってて、ようやく大森美香の本領発揮!って感じ。特に最初の規子(伊東美咲)と加賀美(松下由樹)、規子と美浦谷原章介)の会話。加賀美先生は最初にぴりぴりしてるのに比べたら、なかなかいいキャラになってきたんじゃないでしょうか。勝手に喋りまくっといて「もう、何言わせるのよ〜」も面白かったし、なんとなく加賀美先生VS美月(杉田かおる)みたいな図式ができあがってるのが楽しい。杉田かおるもいいぞー、動きがいちいち面白くて。
今まではともかく、今週の美浦はさすがにムカついたっていうか「それは言いすぎだろ!」と思ってたのですが、規子がきちんと反論してくれてスッキリ。確かに美浦は「面白い」をやたら追求するけど、美浦自身は大して面白くないwそんな美浦はあおい(坂井真紀)が好きになっちゃったみたいだけど、まああおいの方はなーんとも思ってないみたいだし、あと個人的には規子とヤスケンの方も上手くいって欲しくなかったりしてますwだって大森脚本の場合は絶対そっちの展開の方が面白いし。


授業参観での授業崩壊は規子やあおいの立場になったらはっきり言って全然笑える話にはならないんだろうけど、でもああいうふうに自由に発想を広げられるってことはいいことだ、確かに。「ウサギも懲りて橋を渡らなきゃいいのに」っていう台詞は正論すぎて吹いた。そしてあそこの部分だけは美浦の台詞に共感しました(だけどそれを学校の、しかも授業参観の日にやっちゃうのはどうなの?って感じはするが。あと勝手に授業参観に参加して偉そうな事を言う美浦の行動もちょっとアレだ)。先週のガスを吸ったり飛び降りたりするよりは、今週の方がいい意味での「子供っぽさ」みたいな感じが出てて良かったと思います。
そして賢人(清水優哉)の父親のシーンが。いきなり合唱を抜け出して父親と間違えました……ってーのは若干無理のある挿入シーンだったような気もしなくもないが。父親は今後出てきたりするのかなあ。賢人のおばあちゃんの声は市毛良枝さんっぽい気がしたんだけどなー。


先週が「ごめんなさい」がテーマだったんで、今週は何かなーと思ったんですが、もしかしてラストにも繋がった「親切」がテーマだったのかな。賢人が親切心で風邪の祖父母に蛇の抜け殻を渡して逆に気持ち悪がられてしまったり、あおいが美浦にマフラーを貸したり、逆に美浦があおいを手伝ってあげたり。うーん、ちょっとこじつけか?
とにかく面白くなってきた感じはどんどんしてますねー。やっぱキャストが芸達者揃いだから見てて安心できる。特に坂井真紀の「おおらかな母親」役は上手いと思います。なんか賢人に対しての接し方が見てて凄く安心できるんだよなー。