「ロス:タイム:ライフ」第3節

ロス:タイム:ライフ 第3節「スキヤキ編」
出演者に友近、松澤一之、田島ゆみか永嶋柊吾森崎博之、あと実況に安田顕


先週よりは面白かった。だけどちょっと脚本がなあ……シーンのつなぎとかすごいちぐはぐな気がして。結構良いシーンとかあったのにもったいなく思いました。卵を息子(永嶋柊吾)に買わせたりとか、娘(田島ゆみか)にスキヤキの作り方を教えたりとか、最後の口紅で「ありがとう」とかね。あとテンポが絶望的に悪い。特に肉を買うシーンとかひどかったなあ。演出が悪いのか? あそこがもっと面白かったら、高級肉を買い占めるシーンももうちょっとスッキリできたかも。あと家族が消える演出も謎だ……消えるのは淑子(友近)が家族一人ひとりに語りかけるシーンだけでよかったのに。
あと審判たちにはだいぶ慣れてきたんだけど、見えない設定のはずなのに色々矛盾が出てくるのをどうにかして欲しい。肉買わせに行かせたりとか、あと最後敏子が審判達に連れて行かれるシーン、あれは周りの家族にどう見えてたのか凄い疑問だし。死に抵抗を持つ人間ってのは3話目にして初めてだったので、それを描きたいのは分かったんだけどさ。せめてトイレに立って、廊下で……とかじゃいけなかったんだろうか。それで家族が「あれ、お母さん遅くない?」みたいなことになって、メール受信、みたいな流れとかさー。あと2時間29分、「に、にく!」にかけたかったのは分かるけど、絶対3時間は経ってると思うんだ。別に無理して語呂合わせしなくても……と思いました、はい。


まあでも、設定としては今までで一番好きな感じかもしれないです。家族モノに弱いからかもしれないけど、「死ぬ」ってことが一番アピールされてた感じだったし。あと友近の演技は上手かったです、普通に。やっぱり主役の演技は大事だよなー。
来週は上野樹里ちゃんが主役で、ぬっくんが準主役っぽい。自殺で死ぬのかあ。だったら「ロスタイム内で生き返る」っていうのもアリかな?とも思うけど、やっぱりもしそうだったら甘い展開だなーという感じは拭えない(どっちだよ)。