「パンドラ」2

パンドラ 2「欲望」
まだ毎週見れるかどうかは分からないですが、とりあえずカテゴリは。


うわー、2話目にして既に味方が誰もいない状態だなー>鈴木(三上博史)。共犯者である愛美(谷村美月)も居なくなっちゃうし。小夜子(小西真奈美)はデータを盗んでたけど、もしかして元のデータは消去しちゃったのかなー。まあでもそうじゃなきゃ自分の手柄に出来ないもんなあ。大田黒(國村隼)に実験用モルモットを盗まれちゃうし、愛美は朋田(平田満)に連れて行かれちゃうし、鈴木の手元にはもはやガン特効薬の元となるものが何一つとしてないってことだよなあ。鈴木さんもちょっとベラベラ喋りすぎですよ!って感じもしなくもないんだけどね。
上手いなあと思ったのが、冒頭で小夜子が愛美に「女は運命が変わる時、鏡を見たくなるものよ」と言っていて、そして最後に小夜子がデータを盗んで太刀川(山本耕史)に渡した時に小夜子が鏡を見ていたシーン。でもまー、太刀川は見ちゃうんだろうけどさw今でこそナレーションなんかして傍観者みたいな顔してるけど、きっと彼もこのドロドロの輪にはまっていくんだろうなあ。


しかし、この内容だったら普通に民法でも充分視聴率取れると思うんだよな。喜多さんとかならともかく、こういうのだったらウケそう。井上由美子の脚本ってフレンチ料理のフルコースみたいなんだよね。材料が豪華で料理の運び順も上手い、みたいな。だけど調理法は意外と単純、みたいな。いやけなしてるんじゃないんですよ。むしろ井上由美子は好きな脚本家だし。展開は面白いけど意外と単純で、先週も書いたけどわりと全体的にステレオタイプなんだよね。そんでもって隙がなさすぎる。あと感想が「面白い」ぐらいしか書けないのも「美味しかった」としか感想が出てこない高級料理店みたいな感じかもw