筋肉少女帯ライブ「レアナンバー大解放！ 再発記念限定初期曲の２夜」9/21・22
相変わらず素晴らしいライブでした！ ライブは普段運動しない人間にとってはいい運動になるしｗ
前回とは比べものにならないぐらい人が多かったです。前回と同じ場所（赤坂BILTZ）だったのですが、前回はチケットある人はさくさく入ってたし当日券売ってるぐらいのレベルだったんだけど、今回はきちんと整理して並ばせてたし。ライブ開始後も、始まった途端わりと後ろの方だったのですが勢いに飲まれてもみくちゃ状態。ずっと定位置にいられなかったよ。お陰で開始10分程度で汗だくでした。
ちなみに今回のサポートメンバーはピアノにエディ（三柴理）、ドラムにファンキー末吉さんでした。
以下は感想と曲目リスト。順番は相変わらず覚えてなかったので勝手に拾って来たものです！
■一日目（1st〜4thアルバム）
* モーレツア太郎（仏陀L）
* 最期の遠足（猫のテブクロ）
* 23の瞳（サーカス団パノラマ島へ帰る）
* マタンゴ（SISTER STRAWBERRY）
* キノコパワー（SISTER STRAWBERRY）
* 夜歩く（SISTER STRAWBERRY）
* イタコLOVE〜ブルーハート〜（仏陀L）
* ビッキー・ホリディの唄（サーカス団パノラマ島へ帰る）
* 詩人オウムの世界（サーカス団パノラマ島へ帰る）
* パノラマ島へ帰る（サーカス団パノラマ島へ帰る）
* ペテン師、新月の夜に死す！（仏陀L）
* オレンヂ・エビス（仏陀L）
* これでいいのだ（猫のテブクロ）
* また会えたらいいね（サーカス団パノラマ島へ帰る）
* 釈迦（仏陀L）
* 孤島の鬼（仏陀L）アンコール
* 星の夜のボート（猫のテブクロ）
* Go!Go!Go! Hiking Bus（猫のテブクロ）
* ノーマン・ベイツ（仏陀L）
* サンフランシスコ（仏陀L）
エディの黎明から始まり（生で聴くと本当素晴らしい）、モーレツア太郎という流れに。驚いたのが仏陀Lが『福耳の子供』以外全曲やったということ！ いやーこれは嬉しい。ただシスベリが！ シスベリが三曲だけだったんだよなー。その三曲がアルバムどおりに連続してたっていうのは嬉しかったんだけどさ。というか『いくじなし』がないのが寂しかった！ 一回は生で聴きたいんだよー。
ただ「レアナンバー大解放」の看板通りレア曲が多かったのは嬉しかったなー。『夜歩く』ってなかなか珍しいんじゃないだろうか？ 相変わらずオーケンは歌詞（というか語り）危なかったけど。あと『オレンヂ・エビス』も。イントロ聴いて「ん？ 高木ブーかなー？」と思ってたらペニ……じゃなくてエビスで嬉しかった。
そして『ペテン師〜』は今回が初めてやる曲らしい。おー、レアだー！ オーケンカンペ見てたけどなｗ そしてこの歌は「あの時代学園生活をモチーフにしてた曲が多かったから、これも実はそれの中の一つなのだ」という裏話が。「校舎に凭れ」とか「宿題をやらなくちゃならない」とかがそれに位置するらしい。うーん納得できないｗ
オーケンも言ってたけど一日目は結構アレな曲が多めだったなー。歌詞をよくよく聞いてみると、確かに暗めというかアングラど真ん中というか。まぁ全然問題ないんだけどね！ ただ『釈迦』とか『サンフランシスコ』といった定番曲もやってくれるのは素直にうれしい。
そしてオーケンがやたら「敬老の日」「老人だから労れ」とか言うもんだからだんだんオーケンがおじいちゃんに見えてきちゃったよ。やたら「ちい散歩」推してたし。ほんっとテレビっ子だよなーオーケンｗ
■二日目（5th〜8th）
* 風車男ルリヲ（月光蟲）
* 少年、グリグリメガネを拾う（月光蟲）
* 人生は大車輪（エリーゼのために）
* 世界の果て〜江戸川乱歩に〜（エリーゼのために）
* ソウルコックリさん（エリーゼのために）
* 暴いておやりよドルバッキー（UFOと恋人）
* くるくる少女（UFOと恋人）
* パブロフの犬（断罪！断罪！また断罪！）
* 猫のおなかはバラでいっぱい（断罪！断罪！また断罪！）
* 高円寺心中（UFOと恋人）
* 愛のリビドー（エリーゼのために）
* スラッシュ禅問答（エリーゼのために）
* バトル野郎〜100万人の兄貴〜（UFOと恋人）
* サボテンとバントライン（月光蟲）
* イワンのばか（月光蟲）
* きらめき（UFOと恋人）アンコール
* デコイとクレーター（月光蟲）
* タイアップ（UFOと恋人）
* 踊るダメ人間（断罪！断罪！また断罪！）
* じーさんはいい塩梅（エリーゼのために）
いきなりルリヲで始まってテンション上がりまくりでした！ 二日目の方が好きな曲多くて楽しかったー。『ソウルコックリさん』はやっぱり大勢で歌ってこその歌だと思いました！ みんなで「コックリさーん！！」と叫ぶ様がもうなんというか異様でとても素敵でした。掛け声といえばコックリさん〜パブロフの犬までの流れはどれも掛け声が楽しくて良かったです。『ドルバッキー』では「ニャー！」で一斉に猫の手、『パブロフ』では「ワン！ワン！！」で一斉に犬の口の形に手を動かしてたのが面白かった。
そして恥ずかしながら『猫のおなかは〜』は実は初めて聴きました。こんな歌詞だったとは！ ブラックな童謡って感じでした。『高円寺心中』も結構レアでは？ オーケンの語りは原曲よりも勢いがあった気がする。
『スラッシュ禅問答』はオーケンが「えーいいよーやらなくてー」とか言ってたんですが（一日目の『イタコLOVE』でも同じこと言ってたｗ）「ならば問う、人生とは何ぞや！？」を橘高さんが、「イデオロギー無き我が屍を血祭りにあげるが如し！！」をうっちーが言っててそのハモリも素敵でした。『サボテンと〜』の歌の後に舞台化について何か言うかな？ とも思ったけど特になし。
アンコール後のオーケンの衣装が、おそらく筋少一適当に歌ったと思われるポストウォーターのCMの時の服に。びっかびかの紫色ですげー派手で本人も言う通り変な衣装なんだけど、オーケンは変な衣装似合うよ、うん。というか筋少メンバーはみんな変な服似合いそうだｗ そしてボタンをかけ間違えておいちゃんとうっちーに直してもらうオーケン。
その衣装で歌ったのが『君よ！俺で変われ』じゃなくて『タイアップ』でした。いやーこの外し具合はさすがというかｗ『君よ！〜』も聴きたかったけどそれはC.C.レモンホールで期待しよう。
一日目に『ダメ人間とかもういらねーよなぁ！』とか言ってたわけですがもちろんやってくれました、『踊るダメ人間』。やっぱこれはみんなで踊ると楽しい！ そしてそれで締めかと思いきや、最後に『じーさんはいい塩梅』をみんなで合唱。正直そこまで好きな曲じゃないんだけど、これは感動した。ちょっとじーんときちゃったよ。素晴らしいライブでした！ 終わった後に会場で流れた音楽が『代わりの男』だったのも素敵だったー。
夏休みの終わりにライブがあって良かったー。11月も行く予定です！ 曲の裏話的なことも喋るみたいなので楽しみだなー。そして是非『いくじなし』と『君よ！〜』、あと『戦え！何を！？人生を！』をやって欲しいです！ と片隅で叫んでみる。
そしてついでに（なんのついでだ）残り４つのアルバムもまとめてやってくれたらいいと思うよ！ 香菜とか銀輪部隊とか再殺部隊とか鉄道少年の憩とかサーチライトとか！
