小説すばる買ってきたよー

新人賞取ったやつ、一つだけ読んでみました。これって全文掲載されないんだねえ。
それにしてもなんというか、いかにもな青春小説というかなんというか。まあストーリー聞いた時点で絶対僕の好みではないと思ってたけどさ。「ガチ」とか「ダルい」とか初っ端から連発されるとちょっと萎えるなあ。女がどーこーとか童貞がどーこーとか騒ぐのもそれっぽすぎるよなー。まあ爽やかっちゃ爽やかなんだろうけど。文章力もあるとは言い難いし、これが「瑞々しい文章」なのかなー。全体的に健全すぎて全然面白くなかったです。まあ何言おうと落選した人間の負け犬の遠吠えなんだけどな!
まず作者が普通にリア充っぽくて(だって「自分が一番輝いていた高校時代を参考にして書いた」とか「応援団やダンスをやっているから小説書いてるイメージだと思われない」とか、あんた……)ちょっとムカつきましたw
もう一つの方はそれなりに面白そうです。まあまだ読んでないけど。


僕が書いたやつをいま読み返してみると全体的にネガティブコンプレックス満載で、全然爽やかでもなんでもないんだけど、僕はもうそういうのしか書けないんだろうなあとか。でも人に言えるようなコンプレックスを小説で書くのって意味ない気がするんだよなあ。顔とか背の高さとか太ってるだとか痩せてるだとか髪が癖っ毛だとか肌が汚いだとかO脚だとか、目で見える範囲でもコンプレックスなんて溢れてるのに、小説ではそれがないように書かれてるのはやっぱおかしいと思うんだよ(まあもちろん小説によるけどさ)。


というわけで僕の書評。
・多視点が使いこなせていない
・もっと黒い部分を書き込むべき
・母親のパートは要らなかったんじゃね?
となかなか辛辣な感じでした。わーきつい。まあでもせっかくここまでこぎつけたんだから今度のにも頑張って書いて出してみようかな……
あ、あと「両面印刷は読みづらいのでやめてほしい」って書かれてた。サーセンwww だって紙なかったんだもん!