「JIN-仁-」第九話

JIN-仁-　第九話「残酷な神の裁定」

いやーやっぱり中谷美紀は素晴らしいなあああ。佇まいや表情がすごい綺麗。台詞もいちいちかっこいいし。「花魁の涙は嘘の涙だから、本当に悲しいときには流してはいけない」みたいなこと言ったときには「かっけー！」と思ってしまいましたよ。まあ今回は火事の話というよりもむしろ個人的には仁先生（大沢たかお）と野風（中谷美紀）の話がメインだなーとは思っていたのですが、でもなんというか仁先生には野風にも咲（綾瀬はるか）にも転んで欲しくはないんだよねえ。たぶんそうはならないだろうけど……まあというわけで咲さんの縁談話は正直あまり興味がありませぬｗ　栄さんは縁談を伝えるときにも無駄に怖いよね。
それにしてもよく分からないのが、仁先生と野風がことに至ろうとした時、写真の中の未来（中谷美紀・二役）の姿が見えてきそうになったってこと。まさか未来は仁先生と野風の子供の子孫が……ってことじゃないよねえ？　なんかものすごく世代の離れた親子丼みたいで嫌なんですけど……それとも野風が嫁ごうとしてる男の子供の子孫ってことなのかな。仁先生と関係を持てたらそのまま男の元に行くつもりだったけど、未練があるせいで嫁げなくなってしまった……とか？　うーん、よく分からん。

火事での話は初めて仁先生が格好良く見えました。いや、今までももちろん格好良かったんだけどさ。前回の器の大きさ云々の話も相まってか、辰五郎（中村敦夫）に啖呵を切った仁先生はすげーかっこよかったです。まあ正直小屋から出てきたとき小屋以外の建物が全壊してた時は「なんかギャグみたい……」とちょっと思っちゃったんですけどねｗ　あと佐藤二朗も再登場してましたな。なんかとってつけたような出番だったけどまあ気にしない。

そして野風さんは乳癌になってしまわれたようで。野風の性格から言うと、乳房を切り取るぐらいなら死を選ぶ、とか言っちゃいそうな感じなんだけど……どうなんだろうなあ。しかし仁先生が脳外科である必要がもはや無くなってる気がするｗ
仁先生を激しい頭痛が襲ったわけだけど、まさかまた現代にタイムスリップしちゃうのかな？　頭が痛い→頭に胎児なのか？　とちょっと思ってるんだけど……ということはあの包帯ぐるぐる患者は仁先生ってことなの……か？　でもそうなると意味わかんなくなるよねえ……しかし久々に胎児の開眼を見るとやっぱ怖いなｗ

話とは全く関係ないのですが、仁先生が現代語でぺらぺら喋ってるのを見ると「この時代の人に伝わるのかなあ……」と要らん心配をしてしまいます。