「曲げられない女」第8話

曲げられない女 第8話「女がひとりで生きられない理由」

最後の踊りはシュールすぎるだろうw


先週分は書いてませんがちゃんと見ましたよ! というわけで。いい年した大人が喧嘩して仲直りをする、という幼稚な行動をさせるのがこのドラマの肝なのではないかと思うのです。前回「理解してくれない友達なんていらない!」と言った早紀(菅野美穂)はどう見たって幼稚だし、璃子永作博美)も光輝(谷原章介)も幼稚。でもだからこそこのドラマではいいと思うんだけどなー。誰かがオトナだったら成り立たない話ではあるよね。
まあとりあえず早紀が流産しなくて本当にホッとしましたw だってこのドラマならそれぐらいのことやりかねないもん。隣の大学生(市川知宏)とバタバタやってるときにいつ突き飛ばし→お腹にどさっ→流産、みたいな展開にならないかとヒヤヒヤしました。しかしこの大学生がお父さんが昔助けた子供だった、ってーのはちょっとお話として出来すぎだと思いますw これで彼が改心するとも思えないしなあ。


今回は早紀の形見を璃子が買い戻していたのに不覚にもうるっときてしまいました。こういう小道具の使い方をすると「くそーっ!」って思ってしまうw しかしこれで三人それぞれの道が決まったわけだけど、出産と司法試験を同時に受ける早紀も、夫や子供を捨てて身重のまま家を出ていこうとする璃子も、「人を楽しませたいから」と料理人の道を目指す光輝も、正直あまりにも現実を見据えていないというか、ファンタジーに過ぎるような気もするのですが、遊川さんはたぶんそこらへん分かって書いてるんだろうなあと。ラストに姑がぶっ倒れちゃったけど、これで璃子が家に縛り付けられるような展開は嫌だなあ……


相変わらず正登(塚本高史)の書き方があまりにひどくて、むしろその不遇さが哀れすぎます。第一話からは想像つかないぐらいのやな男っぷりw 来週はそんな不遇に不遇を重ねた不遇具合の正登の回なんですかねー。そして最終回予告、紛らわしすぎるだろうw 再来週が最終回ですよ! 来週じゃないよ!