「八日目の蝉」第4回

八日目の蝉　第4回「恋」

ゲストに吉行和子、岸谷五朗、高橋真唯、左時枝、石井正則、日野陽仁、志賀廉太郎ほか

こういうドラマにおいて恋愛云々が絡んでくるとつまらなくなるという法則があるのですが、見事に則ってしまっていて残念。というかそこかしこで書かれてるけど、誘拐された夫婦サイドの話がちっとも出てこないし誘拐したという罪悪感が希和子（檀れい）の中にあることがちっとも描かれてないので、そこに恋心なんて絡められちゃーちょっと見てる方はうえっとなってしまうというものですよ。子供が盗まれた秋山夫妻の間に何もなかったはずがないんだから、そこはやっぱりきちんと描いて欲しいなあ。
今回は子供を失った父親と帰らない娘を心配する母親というエピソードで、今まで血の繋がりという形で色々な親子のエピソードがあったわけだったんだけど、でもそれが希和子にどんな影響をもたらしてるかわっかんないんだよなー。それがすごく残念。これは正直ちょっとうまく映像化できてないんじゃないかなー……個人的にはストーリーの感触としては『Mother』よりもこっちの方がなんというか人間臭くて好きなんだけど、今回はちょっといただけませんでしたかね。

ところで恵理菜（北乃きい）は本当に自分が幼い頃の記憶はないのかなー。まろんちゃん（高橋真唯）の言葉に対してしらばっくれてるだけなのかと思ってたけど、そういやモノローグで「顔も覚えていないけれど」みたいなこと言ってた記憶はあるなあ。まあ正直恵理菜サイドはあんまり興味はないんだけど……ｗ　それより秋山夫妻を！　秋山夫妻のエピをもっと！！

しかし相変わらずキャストはすげー豪華でビビる。左時枝とか日野陽仁とか志賀廉太郎とか、もしかして出番あれっぽっちなんじゃないの？　いやー豪華というか勿体ない使い方をしてるというかｗ