「Mother」第3話

Mother 第3話「母の手のぬくもり」

「うっかりさん」っていうとどうもあの絵本を思い出すわ。


ううむ、面白くなくはないんだけど、このドラマに激しくあざとさを感じるのは僕だけなんだろうか。主人公が誘拐したことに対して罪悪感を云々とか、本来の家族が云々とかいう点においては「八日目の蝉」と似たようなもんなんだけど、書き方が上手いのかあまりそうは感じさせないよね。ただそれにしてもあざとい……感動するとかそういう以前にそう思ってしまうのは僕がひねくれてるからか? 各所では大絶賛なんだけどねえ。この感覚はあれだ、「僕の生きる道」に似てる。あれも面白くなくはなかったんだけど、個人的にはあまりノれなかったのよねえ。誘拐した母親、子供を捨てた母親というハンディキャップを背負わすことでそうは見えないけど、やってることはものすごく分かりやすいというかなんというか。あとやっぱりつぐみ(芦田愛菜)が一片も実母のことを思い出さないっていうのにはやっぱり違和感があるよ。
それがあるからか分からんのですが、キャストの演技もそれほど良いとは思わず。結構好みのキャスティングなんだけどなあ……僕が穿ちすぎてるだけかしら。


あ、あとこっちでも言っておこう。仁美(尾野真千子)の様子をもっと! もっとほしいですっ!