「GM 〜踊れドクター」最終回

なぜ、なぜダンスをしない……っ! 超楽しみにしてたのにー! くそーっ!!
っていう不満点はあるのですが、他は大満足な最終回でした。むしろあの終わり方がベストで踊りなくてもよかったんじゃね? と思わせるほどの清々しいラストだったよー。ファイヤー(東山紀之)が最後に戻ってくるのは分かってても、あそこのスローモーション&全員のアップはなぜかこみ上げるものが……いやいや戻ってくんの早すぎだろとかいろいろツッコミどころはあるんだけどいいんだよそんなのは!


病気部分についてはマンネリ化してた部分もあったけど、個人的にはどの回もクオリティが高くて好きでした。特に総診メンバー回(嘘つくやつ、はいりの回、膀胱切り取るやつ、ぬっくんの回)はどれも良かったなぁー。最終回の院内感染も構造的に凝ってて面白かった。あ、これ自慢なんですけど「はしか、水疱瘡」っていう予想当たりましたよw いやまあ当てずっぽうだったんですけどw
このドラマはむしろそういう原因究明のサスペンス的部分よりも、そこに至るまでの経過を楽しむドラマですしね。ファイヤーがダンスについて言ってることが、ひいてはこのドラマのテーマやキーになってるところが脚本上手いなぁっていうか、でもよくよく考えたらなんと馬鹿馬鹿しいのかなぁとかw(もちろん誉めてますよ!)


キャラクターもみんな魅力的で良かったなぁ。やっぱりMVPはポジティブ後田(吉沢悠)ですよ! 最初は「イケメンなのにこんなオタク役……しかもむちゃくちゃうめえし……」と思ってたけど、回を増すごとになんだかどんどん愛おしい存在にw そして眼鏡を外したらイケメン、つってマジイケメンですげーって思ったよw うるるん(生瀬勝久)じゃないけど少女漫画をリアル体現できる人がいるとはw やーもったいなかった! あのイケメンタイムをもっと欲しかった! 最後土偶小池栄子)にウィンクしまくってんのわろたww
あと「無駄にシュッとしてる」情熱大陸大倉忠義)も、ポニー(椎名桔平)メイン回あたりからだんだん壊れていって、やたらゴローさんびいきしはじめたり、最後の「ファイヤー!……一度やってみたかったんですよ」とか「ポジティブに持ってかれた……!」とかかわいかったですw 最初の生意気さが嘘のようだ……!
もちろん桔平ちゃんも可愛くてよかった! 桔平ちゃんのいい加減な役って結構久々に見たような気がするけど、いやーやっぱ上手いよなぁ。最終回になってバリトンヴォイス院長(大和田伸也)や魔太郎(八嶋智人)もすげー弾けてたしなぁw 八嶋さんイキイキしすぎw


というわけでこれもすごく楽しめたドラマでした! 終わっちゃってすごく寂しいもんなーw 世間的にはあんまり評価は高くないみたいだけど(少なくとも僕の周りでは)でも僕はすごく好きでした! 大満足!
(つーか読み返して思ったけどこれ本当に「感想!」って感じだなぁ、思考だだ漏れすぎだろw)