「Q10」#2

Q10 #2「ここは生きてゆける場所ですか?人魚姫とオタクの恋」

「ぱふっ」が何気に良いwwハマったw


今週はもう細田くんの演技力に尽きるんじゃないでしょうかw やっぱ細田くんはすげぇ、上手すぎる! オタクの描写としては極端すぎてちょっとあれなんだけど、細田くんの一挙手一投足がキモすぎてw 表情筋の動かし方もすごすぎですw たけるんるんはこのドラマの雰囲気には合ってるんだけど、周りの若手がわりかし芸達者が揃ってるから(しかもこれに福田麻由子も参加するというね。相変わらず素晴らしい目力だった!)正直ちょっと頭落ちしてる感じは否めないかなあ。リアクションはなんかやたら派手になってって、リアクション芸人化がちょっと面白いんだけどさw あと顔のやつれ具合が気になるんだ、あの疲弊っぷりは高校生ではないだろうとか。


ストーリーは相変わらずテーマに一貫性があって非常に見やすいし、普遍的だから共感できる。そのテーマに沿って登場人物たちが色々考えたりするのが見てて素敵だなあと思うわけです。というか木皿さんは小道具の使い方が上手いよなあ……最後のお父さん(光石研)とかさあ、思い出が手紙とか写真とかそういうんじゃなくて、箸袋っていうのがまたいいじゃないですか! ピックを鱗と見立てて、人魚姫の絵本と絡める辺りも上手い。山本さん(蓮沸美沙子)の「私とは住む世界が違うの!」ってのもそうだし、あと「恋をした代わりに声を失った人魚姫」は、あの男に好きになってもらおうとするあまり、自分らしさとかそういうものを失った山本さん、っていうことと絡めてるのかなあとか思ったり。
栗子薬師丸ひろ子)の「恋は革命ですよ。自分の中の常識がぜーんぶひっくり返っちゃうものなの」はなんだかすごく納得した! マジ名言である!! どっかでパクって使ってやりたいレベルだ!
なんかすごく文学的で、哲学的で、面白いというよりは色々と心に喚起させる作品なんだよね。で、後半あたりからストーリーが動き出して、コンボで襲いかかってくるのだろう、きっと。そう思うと楽しみ過ぎてたまらんw
そして久保くん(池松荘亮)辺りがストーリーの大きな転機になりそうだ。久保くんの無事な姿にホッとしたり、苦しげな姿につらくなったり……家族が出て来ない辺りがすごく木皿さんのドラマっぽいですよね。


そして来週から福田麻由子ちゃん参戦! すっげ楽しみ! あと見てたアルバム、あれはなんだったんだろう? エンディングもQ10視点のはずなのにQ10がいたりとかしてるし、モデルがいるってことなのかなあ。