『ギルティ』総括

始まる前は結構期待してたのですが、わらわらと復讐していく様はネタドラマにしか見えず、まぁそれならそれで……と別の意味で全力で楽しませていただいてたのですが、芽衣子(菅野美穂)と堂島(唐沢寿明)のつながりが判明した回は「うぉおおおおおお!!」と不覚にも興奮してしまいましたw そこから最終回前までは面白かったかなー。主に唐沢さんの存在感と、吉田さんの熱演によるものだろうけど。つーか三沢(柏原収史)がラスボスにしてはあまりに小物すぎて……ラス前の宇喜田(吉田鋼太郎)の死に様がすごすぎるんだもんw 課長席に偉そうに座って高笑い→口から血ぶっふわぁああ!!はすごかったww
それと比べると三沢の復讐方法は、うーんなんていうか……いや、水攻め自体は怖いし恐ろしい死に方だと思うんだけどさ、落とし穴(っていうか排水溝)ズボッ→ホースから水じゅばじゅば、ってなんか絵的にマヌケすぎて……
あとペットサロンの店長(横山めぐみ)ですよ!なんだこの取ってつけたような展開は……さすがに口ぽっかーん、ですよ。芽衣子の「うそぉ……」って呟きが視聴者の心情を代弁しているかのようでしたな。あれだけ大掛かりだった毒入りチョコレート事件の動機からして「うそぉ」だったのにさー。


菅野ちゃんの演技は最後まで素晴らしかったです。でも今更だけど僕の求めてた悪女はこういうんじゃなかったw もっと男を手玉に取るというか、『恋の奇跡』とか『隣人は秘かに笑う』みたいな感じの悪女が……次回作、そんな菅野ちゃんを熱望しておりますw