2011年夏クールドラマ感想その3

『陽はまた昇る』第1話
みなさんが尻尻言うからどんなもんかと思ったら本当にがっつり尻でしたわ。なんつーか色気もクソもないっつーか、ほんとに男らしい尻だったけどw あまりご婦人へのご褒美ってかんじでのカットではなさそうよねw
お話としては、学園モノ×刑事モノといった感じ。まあ当たり前っちゃー当たり前なんだけど。生徒たちには今後スポットが当たっていくからまあいいとして、そこに遠野(佐藤浩市)の話も関わってくるみたいなのはどうなんだろ? 基本生徒たちを中心に話を進め、縦軸として遠野の話を絡めていく、みたいな感じなのかな。警察学校は今まで扱われてこなかったテーマだと思うので、どこかで見たような感じの話にはしてもらいたくないなあというのが本音かな。しかしこれ、スペシャル見てない人にはどう映るんだろ。最初の成宮君とか唐突過ぎて意味分かんなかったりしないのかな。
真矢みきはさすがのかっこよさでしたねw むっちゃオトコマエや。YOUはあんなに演技ヘタだったっけ? 前はもうちょっとうまかったような気がしたんだけどなぁ。あと冨浦くんの声の高さは相変わらずすげーですねw
井上由美子だし期待したいところではあるんだけど、初回としてはあまりがつんとくるようなものはなかったかなーって感じですかね。面白かったんだけどね。もうちょっとぐいぐい引っ張ってくれるような部分があるといいんだけどな、尻以外で。


『おひさま』第16週まで
これもだいぶ感想さぼっちゃった。でも今のところ完走です。いきなりOPに歌詞がついたんでびっくりしたんだけど、これは土曜限定なのかな? 正直いらないよなーこれ。
とりあえず16週はやっぱりおばあさま(渡辺美佐子)ですかねw ドジっ子発揮しちゃったりお茶目な一面を見せるおばあさまに笑わせられつつ、家に滞在することを提案されたときの「ありがとう」にはなんか知らんが涙腺が緩んでしまった。
しかし陽子(井上真央)は妊娠までしてるのに(あの夫婦の性生活ってなんかあんまり想像したくない……w)他の独身女性陣は揃いも揃って悲恋、まさかこのままずっとそれを引きずって一生を過ごすんじゃないよね?と思ったら育子(満島ひかり)と茂樹兄ちゃん(永山絢斗)がフラグ立ちそうで滾りました! この二人がくっついたら個人的にすごくうれしいw くっついちゃえくっついちゃえ!
戦争の話は戦争の話、ときっちり割り切り、敗戦ムードをだらだらと垂れ流していないのがこのドラマのいいところだと思う。基本的に登場人物がみんな前向きでさっぱりしてるから見ていて気持ちいいんだろうな。戦争中はさすがにそうはいかなかったから個人的に視聴モチベーション下がってたんだけど(特に陽子は泣かせすぎて正直鬱陶しかった)終わってからいつも通りの面白さを取り戻して、さすがおひさま!といった感じです。
あと何気に節子さん(白川和子)が好きですw あののほほんとしたテンポがなんとも言えず好きw


『IS』第2話
ちょーっと展開が遅いというかだらけてるなーという印象。非常に丁寧に作ってあってその部分は好感持てるし、思い切りがいいのはいい点だと思うんだけど。便器の血とか、「二日目が多い」「ずれたらやばい」の衝撃発言とかは前回の鈴木先生を思い出させてさすがの一言に尽きますなw なんかところどころ安っぽい点が散見されるのも気になる。特にキャラ造詣。あの不良少女とかなんなんやねんってぐらいの古臭い描写でしたねw キーパーソンになりそうな気はするけど。あとあのめんどくさそうな調理の先生とかも。
たぶんないとは信じたいんだけど、憲次(井上正大)と礼音(入江甚義)が春(福田沙紀)を取りあうとか安っぽい展開にならないと信じたい……原作あるんだし、きっちり踏襲してくれれば大きく破綻することはないと思うんだけどな〜。来週は美和子(剛力彩芽)の秘密が分かるみたいっすね。レズなのかなーとも思ったんだけど家族ぐるみの秘密だしそれはまた違うのかな。彼女もISとか? はっきり言って美和子父(西村雅彦)の不倫とか非常にどーでもいー部分なので、そこはさらっと流して欲しいところ。
ともかくこのドラマもあと一味、ぐぐっと惹きつけられる部分が欲しいなーって感じですかね。つまらないわけじゃないんだけど……って今回そんなんばっかやなw