2011年夏クールドラマ感想その4

胡桃の部屋』第1話
やっぱ松下さんでけーなーw 身長にコンプレックス設定は当て書きなのかそれとも原作からなのか。
なんか全体的に地味キャストというか華がないというか、演技的にもぐっと惹きつけられる人があまりいないのが気になる。そのぶん演出が思ったよりも派手な感じで頑張ってるのかな?と思うけどちょっとアンバランスな感じ。なんていうか、静かに狂気を孕んだ感じの方が面白い気がするんだけどなあ。とか言いつつ来週はさっそく綾乃ママ(竹下景子)はぶっ壊れてるし……父親が出て行ったことで破綻していく家族関係、って話かと思ったけど、それぞれもともと内に抱えてるって感じみたいですね。来週は早速咲良さん(井川遥)が万引きしちゃうし。陽子(臼田あさ美)も彼氏が黄川田くんって時点でもう怪しいし(ひどい)、研太郎(瀬戸康史)も腹にイチモツ抱えてそうだし。いろいろてんこ盛りだけど見せるべきところはきちんと見せてる感じは好感持てますね。窓から手出して、女物の下着を触って乾き具合をチェックしてる部分とかすっげー向田邦子っぽかった。あと靴を売られたお父さん(蟹江敬三)が女物のサンダル履いてるのとかね……こういう細かい部分でぐっとさせられるのはなかなか好きです。あんまり派手になりすぎなく、丁寧に心情を描いていった欲しいな〜。


荒川アンダーザブリッジ』第1話
役者はすごくがんばってたと思う。心配種だった桐谷美玲も意外と悪くなかったし、林くんもお人形みたいでびっくりするぐらい綺麗に見える瞬間があってよかった(いやこれは演技関係ねーけどw)。でも演出がうざい。鬱陶しい。やたら画面に台詞出るのとか、テレビのシーンとか、あと何故か一話を3つにエピソード分けするのとか、全部気に入らないです。つーかまず根本的にギャグが面白くない。コメディなのにこれは結構致命傷じゃない? 会話のテンポも全然よくないんだよ。これは演出変えるだけでだいぶ違うと思うんだけどなあ……あ、ちなみに原作は未読です。
一番面白かったのは予告だった。結構期待値上がってたのに一気にぶち壊された初回でした。まあありていに言うとつまんなかったっす。とりあえず僕が一番楽しみなのは山田くんなので、来週までは見るけどさあ……
あと今更なんだけど、これだけ多い登場人物を30分10話に収めきれるのかね。映画に続くからっていい加減な描き方したら怒りますわよ。


ブルドクター』第4話
今週は面白かった! なんか今までみたいに変に推理モノっぽくするよりは、こうやって人情話にしたほうがいいんじゃないかな〜。ラストはかなりうまく丸く収めたなーって感じだけどw 習字のやり取りとかもよかったし、毎回このクオリティだったらいいのになー。
しかしこのドラマは毎回家族、というか親子繋がりの物語として進めてくのかなー。珠実(江角マキコ)のとこもそうだけど、武田父子も何かありそうだし、親子ってくくりでいくのかもしれませんね。それはそれで統一性あっていいかも。
しかし今回は「面白かった」以外特にねーなあw あ、今日は康介くん(青木綾平)がかわいかったです。美少年になりそうなお顔だよなー。