2011年夏クールドラマ感想その６

ようやく一気にどどーっとドラマ見られました。ちょっと多いので、ざざざっと感想。ちょっと抜けてる回があると思います、もうしわけねえ……

『IS』第３話
話は動き出してきたかなーとは思うんだけどどうにも安っぽいというか古臭いというか、関係の描き方が一昔前の少女マンガみたいというか。西田尚美のチープなホラー演技はどうにかならないの……しかし春（福田沙紀）と美和子（剛力彩芽）、二人のISを対比させていくのはいいと思うんだけど、その問題だけで充分なのに憲次（井上正大）の家庭問題なんて持ち込むのはさすがに詰め込み過ぎじゃないか？　なんつーか、もっと性の問題だけに絞って話進めていってほしいなあ。ブラジャーの話とか、そういうエピソードがもっと欲しいね。

『ピースボート』第５話
とりあえず藤堂（金子ノブアキ）は絶対ものすごい裏があると思う。多分犯人は藤堂かサキ（平愛梨）じゃない？　キャラクターの「あー、こういうやついるいる！」みたいなウザさはすごくいいと思うんだけど、なんつーか全体的に緊張感なくて浅いよなあ。なんで筋トレばっかやらせてんだよおい、と。SASUKEじゃねーんだからさー。

『胡桃の部屋』第２話
竹下景子が怖すぎてちびりそうです。ばくばくおせち食って吐くシーンがめちゃくちゃ怖かった……彼氏に嘘をつく陽子（臼田あさ美）は、前クールの下流の宴の加藤夏希を思い出しますなあ。つまり破綻がもう既に目に見えてるというか。これってハッピーエンドありえるのかなぁー。桃子（松下奈緒）と都築（原田泰造）もくっつきそうで、またあっちの家庭問題に巻き込まれていきそうだし。小道具の使い方は相変わらずいいです。お守りのシーンとか「おっ」って思いましたよ。こっちの西田尚美はすごくいいのになぁｗ

『ブルドクター』第５話
なんか先週あたりからぐいぐいおもしろくなってない？　今週も面白かった、つーか普通に泣きそうになっちゃったよｗ　大達親子周りの話や釜津田（石原さとみ）と名倉（稲垣吾郎）の話を感染に絡めたのもよかったし、何よりブラザートムの演技になんか知らないけど泣かされそうにｗ　この人の演技は涙腺緩ませんだよなあ、雨と夢のあとにとかさぁ。やっぱりミステリー要素なんていらなかったんだよ！　と思いきや来週はなんかちょっと話が壮大なことになってそうで不安かもｗ

『陽はまた昇る』第３話
うーん、さすがに訓練生に甘すぎやしないか？　前回前々回もそうだったけど、今回の瀬尾（冨浦智嗣）に対しての処罰はあんなもんでいいわけ？　そして湯原（池松壮亮）もちょっとキレやすすぎで見ててさすがに鬱陶しいぞ。なんかこう言ったらあれだけど、過去の話も思ったよりずっと大したことなかったし……あ、そういや里美（石野真子）ってもしかして安西（ARATA）に関係してたりするのかな。安西の起こした事件の被害者とか？　もしそうならさすがに世間狭すぎだろとは思っちゃうけど……

『それでも、生きてゆく』第５話
今回はすごかったっすね！　何がすごかったってそりゃもちろん大竹しのぶですよ。あの長台詞のシーンはすさまじかった……それを受ける瑛太と田中圭の演技もすっごくよかった。しかし一番気の毒なのはやっぱり耕平（田中圭）だよなぁ。今までやってきたことすべて母親から全否定されたわけで……あんな告白されたあとじゃあ、あの家族に安穏と身を置いておくことも難しいだろうしなあ。危惧していた双葉（満島ひかり）と洋貴（瑛太）のラヴ☆ストーリィは、なんかこの二人の変人具合でうまい感じに悲恋を中和している感じがするｗ　双葉の「ちょっと会話弾んじゃうかんじですね！？」には笑ったｗｗ　そういや予告の例の看護婦、若菜ちゃんでしたね〜。楽しみだ！

『勇者ヨシヒコと魔王の城』第５話
今週はちょっといまいちだったかなぁ。ドリフネタっていうのは僕の世代でもさすがに充分伝わったんだろうけど、このドラマのカラーとは合わない気がした。RPGお約束のツボ割りは面白かったけどｗｗ　実写にするとあそこまでひどくなるのか……ｗ　つーかこのドラマあと８話もあるんやねえ。

『ドン★キホーテ』第５話
正直先週はいまいちだったんだけど、今週はすごくよかったー！　結局入れ替わる演技ができてない鯖島（見た目城田）がいいねｗ　ストーリーの運びもきちんと鯖島側と城田側の話が絡んでてよかった。あと今回一番グッときたのは、ミネコ（小林聡美）の「あなたが子供を捨てたんじゃありません、子供があなたを捨てたんです」って台詞ですね〜。菅田将暉くんが今回参戦してきたけど実に怪しいっすなぁ。菅田くんってキャスティングの時点で既にすごく怪しいよね！