うわー!自分語りがはじまったぞー!にげろー!!

大学生活を振り返ってみたりなんかしたり。非常に長い感傷文。ある意味謝辞。


三月は本当に色々な人に僕の感傷につきあってもらえてありがたい一ヶ月だった。集団でわいわい騒ぐのが苦手で、サシだったり少人数だったりでゆっくり話す方が好きな人間だもんで、仲良くなるのが一つのコミュニティに一人ないし二人ぐらいで。だから僕の友人の数は非常に少ないんですが(それだけが原因ではなさそうだがw)それでも一人一人と濃ぃい時間を過ごすことのできた四年間だったので楽しかったです。


一年の頃はネットで仲良くなった男女数人と毎晩毎晩ustreamでチャットやったり会話したりしてて、しかもそれも朝方までべらべらくっちゃべってて、今思うと自分でもよくそんな暇と体力と話の種があったなあとw でもまあ人が集まれば何かしらトラブルがあるもんで、そこで僕の幼さが露見してしまうようなこともあって(というかむしろそれが発端だった。だいたいのトラブルは自分発信であるのだ。THE☆自業自得)、今考えると情けない限りです。特にその中のある人に非常に迷惑をかけてしまって、とても好きな人だったにもかかわらずそのことがきっかけに疎遠になってしまい。でも二年ほど前にアドレス変更メールを送ったのをきっかけにまた交流が復活し、だいぶ遠くに住んでいるにもかかわらずこの前も一緒に飲みに行けたりして、お互い心情を吐露しあえる仲になれたわけです。当時は雲の上の人のようだったけど、四年かけてやっと対等な関係になれた気がする。この方は僕の考えを変えてくれた三人のうちの一人ですなー。なかなか会えないぶん、関係をこれからも大事にしていきたいと思うわけです。
その他にも深夜ラジオ組(と当時は呼んでいた。どーでもいーけど集団で遊ぶと呼称がつくのはなんなんだろうw)の中でよく遊ぶ三人がいまして。もう僕は彼らにだいぶ甘えきってるなーと大阪で飲みながら思ったり。すげーわがまま言ってすげー言いたいこと言って、安心してるし信頼してるからなんだろうけど、あまりにも失礼だなと後から思うことでも彼らは笑って許してくれてて、本当に甘やかされて四年間過ごしてきた若造ですw 全員の中で一番年下だってーのもあるんだろうなーきっと。


二年の頃、もう好きで好きでたまらない人ができてしまって。まあ同性なんですけど。それでも好きで好きで仕方なかった。メール送ってなかなか返信来なくてケータイ鳴ると「その子かな?」とドキドキしながら開いて、違ったらすげーがっかりしたりして。お前は恋するオトメかよと。恋愛感情に近いけどまたそれとは違う感じ。今考えたらなんでそこまで好きだったんだろうなー、と思うんだけど、でもその気持ちには嘘はなかったなーとも思う。彼も僕の考えを変えてくれた一人なのです。すっげー鬱陶しいメール送ったりうざったい煽りをしたり、そのせいで最終的に関係がぼろぼろになるぐらいまでになったのですが、それでもまだ今でも交遊はばっちり続いていて、むしろ一番の友人だと僕は思っています。何かあったら一番に伝えたい人です。あと唯一日常メールしてて苦痛じゃない人かも。あんなにいろいろあったのによく仲が修復したなあと思うw 雨降ってなんとやらというやつだろうか。
そして彼との仲を取り持ってくれた後輩がいて、その子が三人目の僕の考えを大きく変えた人だったりするのです。その子にもすげー迷惑をかけたなあ、と思い当たる事柄がもううじゃうじゃと。変にドラマチックな部分を何回も背負わせてしまった気がするw 四年時にも刺されてもおかしくないようなことをしてしまって、それでも二人でげらげら笑ってそのことを話せる関係はすごい貴重で恵まれてるなあと思う。今までにも何度もごたごたがあって、にもかかわらず交流が続いていて、それどころかもっといい関係に発展することが多く、その子も例外ではないのですが、それはもちろん僕の人格の致すところではなく彼らが素敵な人たちだったんだからだと思う。まあひいてはそんな人たちを好きになった僕の審美眼が正しかったとも言えなくもないけど!!


三年時に一番遊んだのはその後輩と先輩三人を交えた、通称「逆上がりできない組」だったのではないかなと。名称の理由は単純でみんな逆上がりできないからです。集団で遊ぶことが苦手な僕にとってこの五人としての関係は非常に貴重なものでした。というか僕だけかもしれないけど、五人きちんと集まらないとなんか違和感があるものw 小説のことやら就活やら恋愛相談やら人生相談やらなにからなにまでぐちぐち愚痴ってしまって、茶化したり鬱陶しがったりしてみせるもののみんな基本的には真摯に考えててくれてて、なんだか大家族の末っ子のような気分でした。愚痴るのは信頼してるからだよ!とだけは言っとく! でももうちょっと大人になります! これから予定が合わなくなることが多くなるんだろうけれども、それでも半年に一度ぐらいでもいいから、五人集まれる日が一日でもあればいいなと思うのです。貴重な集団友人だけんね。女装会はきっと一生忘れられぬ思い出になるでしょうあらゆる意味で。一番最初にみんなで集まって遊んだのもあれじゃなかったっけかなー。


四年時には二学年下の後輩にお世話になりまくりでした。そもそも二学年下、生まれ年で考えると三歳差、妹との年齢のほうが近いような後輩とこんなに親しくなるとは思わなかったので自分でもちょっとびっくり。大学生活の中で最も密度の濃い関係だったかもしれない。我が家に呼んだこともあれば、何度も家に遊びに行ったこともあり、ついには歯ブラシまで置かせていただいてしまったりして。夏に自分の家でベランダに椅子出して酒飲んで煙草吸って十何時間ずぅーっとしゃべってたのがとても思い出深い。「おじいちゃんになってもまたここでこうしてましょうね」って言ってくれたのがすげーうれしかった。あとまさかの卒業旅行ですよ。最初で最後の卒業旅行が後輩と、ってだけでもネタになるのに、それ以上にすごく楽しかった。たくさんのいろんな思い出を作ってくれた友人です。あとドラマに興味を持ってくれるようになったのは地味にうれしかったな。最初は年齢差もあって弟のようだな、と思っていたけど僕のあまりの情けなさに今ではもはや兄のようです。
そんで十一月あたりから卒業旅行の金を溜めるためにバイトを始めたのですが、実質二ヶ月ぐらいしか交遊がなかったにもかかわらずすごくよくしてもらって、特にその中の二人とは今後末永くつきあっていきたいなとまで思えるように。偉そうなお話ですが僕は好意のハードルがやたら高くて、こんな短い期間でそう思えたのは大層なことだったりするのです。一人はとにかくやたらと話が合う。話してるとあーこれ言っちゃまずいなー気持ち悪がられそうだなーってことをぽろっと言ってしまう。それでもきちんと応えてくれるからまた口にしちゃうんでしょうね。バイトもその人がいてくれたおかげでかなり快適に過ごせたと思う。もう一人はこれからいろんな思い出を作っていきたい人なのです。常に半歩先を歩いているような人で、僕はその後ろをまるで飼い犬の如くひょこひょこついていくしかなくて、それが不甲斐なくもあるけど楽しくて。今はすごく手探り状態で、お互いの顔色を窺いつつ話すような間柄だけれども、いずれそんな硬さも取れて笑える日が今からとても楽しみだったりするのです。


飯を食ったり飲みに行ったりする程度の仲の人たちはいるけれど、僕の中で彼ら十二人は別格だったりします。関係ないけど十二って数字はきりがよくていいね。たまに「そんなくらいで切れる縁だったら、もともとその程度だったってことだよ」と言われることがあって、僕も確かになあとは思うけれども、でもその十二人の人たちともしそういう状況に直面したらどんなにみっともなくてもあがいて暴れて仲を取り戻したいと思う。まあ非常に自分勝手な都合なんですけどねw 本当に高校の頃はこんなに人を好きになることがあるとは思わなかった。いろんなことを感じさせてくれたし、教えてもらったし、感謝しきれてもしきれないのです。
あと余談ですが。こっそり書くけれども妹にも実はすっげー感謝してたりしますw 妹とも大学入ってからぐっと仲良くなった気がする。一緒に服買いに行ったりカラオケ行ったり、色々相談したりされたりして、そして妹ゆえの容赦なさは結構気持ち良かったりするのです。「仲良いよね」と言われたら「いやべつにそんなことないです」と声をそろえるのはもはやお約束のようなもん。


まーそんな四年間も終わり、きっと明日からは感傷に浸る暇もない日々が始まるのでしょう。死ぬわけじゃあないけど、やっぱりどうしようもなく寂しくて、でも死ぬわけじゃあないんだから、時間の隙間を見つけてまた好きな人たちと笑いあいたいなと思うのです。そのときは、どうかまたよろしくおねがいします。