「汚れた舌」最終回

汚れた舌 最終回「いとおしい舌」
公式HPにて。延長を知らせる際に「最終回見たいから食べちゃう、食べちゃう」って、おい。

はあーぁ、一気にテンション下がっちゃったなー。みんないい人になりすぎだよー。特に弘子(森口瑤子)ね。杏梨(牧瀬里穂)が土下座したぐらいで急にいい人になっちゃって。杏梨も何でいきなり前向きになったんでしょ。あと一番の期待はずれが光哉(田中圭)ね。結局たいしたことやってくれなかったなあ。公式サイトで杏梨への矢印で「恋愛感情(だったっけ)」って書いてあった意図はー?
まあそれでも3ヶ月間多いに楽しませていただきましたよ。他のサイトでは評判悪かったけど、僕は結構このドラマ好きでしたよー。
で、「T&D」の最終回が楽しみすぎて(って、僕もだけど)「汚れた舌」のレビューが満足に書けないかも、っておっしゃる方がいらっしゃるんですよね。ええ、その気持ちは大いに分かります! でも、ここはあえてタイドラ<舌、という方のために、長ったらしくいきたいと思います! 覚悟はいいですかー!(何の覚悟だ)

しょぼしょぼでぬるい最終回でもそこは牧子、素敵なセリフは多々ありました。でもそれはあとにして登場人物一人ずつ語って行きたいと思います。

まずは「しゃあしゃあと嘘をつく」千夏。飯島直子は定評悪かったけど、僕はそんなに特にいいとも悪いとも思いませんでしたね。でもやっぱり永作ちゃんや稲森いずみに比べればちと思い切りが足らなかった気も。

次に「相手が強いか弱いかに敏感」な耕平(加藤浩次)。何気に一番ムカついたキャラかも。別に千夏にも杏梨にも感情移入してなかったんですけど、あっちにふらふらこっちにふらふら。白川(藤竜也)の言うことのほうが正しかったりするのに食ってかかったりね。でも牧子、こういう男好きなんだろうなーきっと。

「金しか信じない」弘子ねえさん。一番あっさりしてて好きだったキャラ。森口さんは素晴らしい顔芸を披露していらっしゃったと思われ。でもだからこそラストのいい人っぷりにはがっかり。いまだに舟歌が頭にこびりついてますよ。

「満たされなく貪り食」う杏梨。苺貪りとINお花畑は強烈な印象を残してくれました。まさかあそこまでブサイクっぷりを披露してくれるとは。その後の「笑う三人姉妹」とのギャップがこわかったっす。名台詞は「色狂いの毒虫ちゃん」ではなく、もちろん「見たくないから、食べちゃう」

「火のように悪口を吐く」典子母さん(松原智恵子)。途中でお亡くなりになったのに強烈な印象でした。でも「殺してやる」連呼はドン引きでしたね。もうちょっと大人しくても良かったかも。

「舌は当然の如く二枚使」うみっちゃん。前述しましたけど、かなりの期待はずれ君でした。でも田中圭君はこの後ブレイクするんじゃないでしょうか。月9出演もきまってるしね。

「毒ある言葉で人を殺す」白川。「へへっ」しか印象にねえや。おしまい(えぇー)


多分タイドラの感想をはさんでの第二弾レビューになると思います。