「菊次郎とさき」第7話

菊次郎とさき 第7話「浅草の中心でネタを叫ぶ」
小田茜の声って藤原紀香似。

今日は菊さん(陣内孝則)に笑って、さきさん(室井滋)に泣いて・・・と忙しい回でした。今日の脚本は輿水さんではなく、吉本昌弘さん。この人って「もう誰も愛さない」などのジェットコースター系ドラマで知られる方ですが、こういう人情話もいけるのね。ええ、泣いてしまいましたよまたしても。

今日は一応主役なのにさきさんに完璧に食われていた菊さんも笑わせてくれて、泣かせてくれました。アオカンカップルを覗き見してたら上から木材が落ちてきて骨折・・・なんてアホくさすぎるんですけど、それでも大事そうに持っていたあの「工芸博士 北野大」と書いてある表札から、子供への愛情がうかがえてウルウル。それでも尿意を我慢するところとかの顔芸はさすが陣内さん、最高。その後の至福の表情も最高。
菊次郎が酔っ払って舞台に上がり、漫才をはじめたことから、武(塚本高史)は漫才をはじめるんでしょうね。これって本当の話なのかなー。まさかこんなところで菊次郎の大酒飲みが役立つなんて。

室井滋は相変わらず熱演。印象なのがタカさんにお金を渡しながら「煮るなり焼くなり好きにしてください! 役に立たなかったら殺してください!」というシーンと、病院で「武はうちの子じゃありません!」と涙声で言うシーンが印象的。
最後のシーンではじーんときちゃったなあ・・・「半人前の芸人のせがれはうちにはいない」というさきさんの心情と、そのあとのくるくる回るさきさんお手製の風車が泣かせます。

来週はついに「コマネチ!」「赤信号 みんなで渡れば 怖くない!」が登場。そして藤崎先生(西島秀俊)が再登場!?