「今夜ひとりのベッドで」#5

今夜ひとりのベッドで #5「離婚届が舞う夜」
猫背椿も飛ばされちゃったん?

うわ!! なにこの巧みな脚本。もういい意味で裏切られまくって嬉しい。特にラストシーンでのケータイにつなげるまでの展開。なんかよく「昔はケータイなんかなかったから、ラブストーリーがとても切なかった」みたいな「ドラマにケータイ不必要派意見」をたまにちらほら聞きますが、とんでもない。こういう風にケータイを効果的に使うことだって出来るのです。
まず車内で電話がかかってきて「梓(奥菜恵)か? 修羅場なのか!?」と思わせつつ、友(瀬戸朝香)の「俊介さん(佐々木蔵之介)からよ」の一言。なんだー俊介からかーと電話に出てみれば、なぜか電話に出たのは梓。「私からの着信をシュンスケに変えておいた」っていう梓の機転にも舌を巻きましたが、それがのちのち裏目に出ちゃうんですよねえ。
とにかく明之(本木雅弘)と友の腹の探りあい合戦が怖い。人生ゲームでのシーンは怖かったなあ。てゆーか、のこのこと友永家についてこれる梓と了(要潤)がすごい。修羅場になることぐらい予想できただろうに。
ま、この場は怜子(羽田美智子)の機転で、ようやく仲直りするかと思われた明之と友。話はそれますが、ドロドロ度が増してきてコメディが少なくなった分、怜子の役柄は清涼飲料水的存在でいいですね。
ま、それは置いといて。ラストシーン、シュンスケ(もちろん梓)から電話がかかってきた明之。これを拒否できない時点でアイタタターなのですが、なんとその直後友のもとにも俊介(もちろん本物)から電話が! ってとこで、来週へ。うひゃー!(飛)しかし明之よ、携帯電話を無防備に放置しすぎです。

ラストシーンだけでこれだけ語ってしまった……なんか回を増すごとにはまっていってます。そろそろ蔵っちが発動するところでしょうか? この人のキレ演技は「Mの悲劇」で立証済みですんで、どんな行動してくれるか楽しみ。