「週末婚」Ｖｏｌ．２＆３

昼寝していたら見るのが遅くなってしまった……２，３話合わせてレビューしたいと思います。すっげえ長くなったんでたたんでおきまーす。あ、あと関係ないけど１話のラストの永作ちゃんの台詞、書き足しておきましたー。

週末婚　Ｖｏｌ．２「百倍にしてやり返す」
「恋しくてぇ〜〜〜そばにぃ〜〜」っていう劇中歌がすごい気になるなー。

月子（永作博美）が豹（沢村一樹）と別れて悲しいのは分かるけど、あまりにも彼女の生活の中心が恋愛でありすぎてちょっと引く。１話で何回泣いてるんだよ……陽子（松下由樹）に豹に女がいることを言われただけで倒れちゃうのもなー。ま、だから面白いんだけどさ。

どうも登場人物に感情移入できないこのドラマですが、お母さん（根岸季衣）とお父さん（織本順吉）がすごい哀れで可哀想です。月子のために貯金してくれてたり、いい両親なのになー。長女の結婚式のときに次女が長女の男関係を大暴露……だなんて、可哀想すぎるって。

それにしても、とにかく陽子の月子への恨みが半端ない。というわけで、そこら辺をまとめてみちゃったり。
・純（阿部寛）とセックスしながら「月子……やられる前に、やりかえす……」

・純の親が急遽来れなかったことに関して「やっぱり、不潔な女だと思ってらっしゃるのよ。……月子よ、月子のせいよ！」

・純の腕の中で「月子は、きっと何かやるわ。怖い…………百倍にしてやり返してやるわ、私」

・「そうよね。月子だけが不幸だと、必ず復讐されるわ……」

・月子に「すごいとこ引っ越したもんね〜。こうやって同情引いて純をたぶらかす気？」

あとはツッコみ所ですな。まだ登場人物はまともな方かな、一応。
・根岸さんの服が喪服みたいなんですけど……

・「お笑いです」っていう台詞が妙に多い件について

・ヒステリックにお茶がしゃーんは大人気なさすぎると思うぞ、月子。

・腕のキーホルダーなんて嬉しいか、月子。

・理加子（川原亜矢子）のまねっこ「それより私、泊まる方が嬉ちぃ♪」不覚にも笑った。

・川原さんのベッドシーンは正直あんまり見たくないかも……

・陽子「豹さんなんて全然苦しんでないわよー！　豹さん、女とパリで暮らしてるもん。……理加子さんと」
倒れる月子、陽子振り返ってにやり。陽子こえ〜〜。でもきっちり三回繰り返して振り返る演出にはちょっと笑った。

週末婚　Ｖｏｌ．３「いっそ死ねばいい！」
なんて大げさな題名なんだ……

ちょっと純と豹のパパママは陽子に対して露骨すぎだよね。もうちょっと大人になろうよ……まー内館ドラマの登場人物は理性よりも本能で動きまくってる人がほとんどなんですけどね。
だけど、松下由樹はほんとうまい。一見ただ嫉妬に狂った女のようでも、一つ一つの表情に、その奥にある別の感情が見え隠れする演技で、さすがと言った感じです。関係ないけど、興奮する陽子にソーダ水を渡して「お腹の中であぶくが代わりに怒ってくれてる」と言っていた両親には泣けたよ……

もうなんか陽子さんが病的に行動しまくっていて、大変ですな。疑心暗鬼すぎだし。「年下の男」「汚れた舌」とは違って、主人公を陥れる女の役が陽子だけだから（理加子はちょっと違うよね）やることなすこととんでもないってもんですよ。頭のいい女ってこういうときにもやっぱり脳みそが働くものなんだろーか。怖いねえ。
・航一を値踏みするような目の陽子さん。怖い……

・「月子だけいい目になんかあわせない……」この月子だけ云々……ていうフレーズ、一話に何回使えば気が済むのだろう。

・航一に「（月子を）会社を退職させてください」と依頼する陽子さん。男だけじゃ飽き足らず会社まで奪う気か。

・お父さん「これで月子も落ち着くよ」陽子「落ち着いたら……なんか怖いこと始めるわ」

・月子と純が会っているのを見て、関係を疑う陽子さん。偶然的すぎるけど、まーそこはドラマですから。

・陽子「あなたが月子を誘ったのー？　それとも月子からの呼び出しー？」純「月ちゃんからの呼び出しっ」
そこは嘘でも自分が誘ったって言っておかなきゃ、純！

・月子が載ってる新聞を読んで「自分だけ幸せには絶対にさせない……どんな手を使おうとも……させないわよ……」
しかし、新聞に取り上げられるほど月子の仕事って画期的なの？

・航一に「何か物事がうまく運ばないと、死にたがるんです」しかしよくこんなこと考えつくもんだ。恐ろしや恐ろしや。

・ちょっと帰りが遅いと「まさか、月子と……」と、情緒不安定すぎる。

・チーズの包みを見ただけで「これは実家の！！」……って記憶力すごいなー。これで「実家に寄ってる……」は分かるけど、なんでそこで「月子にも会ってる……」ってなるのさ！　笑うところじゃないのに笑っちゃったじゃん。

ツッコみ所もまとめてみたものの、陽子さんが凄すぎてこちらはちょっと少なめですかね。
・理加子「いいから、まだ月子さんのことを考えてらっしゃい。私だって時々は別の男のこと考えてるんだから」
物分りよすぎて逆に気持ち悪い……「らっしゃい」って。

・今は亡き、戸川京子ちゃんのしゃべり方がなんかすごいオバン臭いんだけど……

・有坂来瞳「しかしいい女。生で見てみたいな〜」って、そんなにいい女かなぁ、理加子……

・「月子ぉ。今からでも、断ったほうがいいんじゃない？」京子ちゃんまで嫉妬しちゃって……

・「豹君と理加子ちゃんが東京でも同棲してるって言ったら、お祝いしたいって言うから〜」
本日のラストシーン。「嬉しいっ、月子さんっ」って、抱きつく理加ちゃんもどうかと思いますよ！

余談ですが、昼の再放送だと録画し忘れがありそうで、ちと不安です。レビューが飛び飛びになるやもしれん予感。しかし毎日レビューって結構きついんだけど、何故か台詞を書き留めるのが妙に楽しい。味がありすぎるよ。