「純情きらり」第14週

純情きらり 第14週「若女将の試練」
若女将って……なんかドラマの内容がどんどん妙な方向へ。


まあ、場面がころころ変わってくれるので、飽きないっちゃー飽きないんですけど。だけど、本編は結構面白かった。桜子(宮崎あおい)たちが達彦(福士誠治)に会いに行ったとき、タミ(阿知波悟美)が「自分のことを覚えているはずがない」と隠れていて、そして達彦が来て、鹿の子寄せ(だよね?)を食べたとき「これ、タミがよく作ってくれたんだよ」と言ったとき。なんかすっげーありがちな展開なのに、なんかすごく泣けちゃいました。戸田さんと阿知波さんの演技がすごくよかったせいもあるかなあ。最後の方は桜子さん、影薄めでした。
しかし、テポドンのせいで放送が一日空いてしまった純情きらり。本来なら達彦面会の日と、七夕の日が重なるという、粋な演出(偶然かもだけど)のはずだったのに……ドラマ界にまで影響を及ぼすテポドン、もとい北朝鮮。最悪じゃー。


笛子姉さん(寺島しのぶ)の結婚生活は、やっぱりうまくはいかないんだろうな。大体もともと冬吾(西島秀俊)が結婚っていう縛られる生活の中に入っていこうとしたこと自体、不思議だもん。流されて雰囲気のままプロポーズしたとしか……(←ひどい)子供も生まれるっていうのに、まったく。もしかしたら、自分が父親になるっていうプレッシャーもあって、東京に行きたがってるとか?


題名の「純情きらり」っていうのは桜子と達彦の関係のことを指しているのかもしれないけど(斉藤先生@劇団ひとりは単なる使い捨てキャラだったってことで……って、ひどっ)一番純情なのはキヨシ(井坂俊哉)だよなあ。フラれてもめげず、桜子が達彦と婚約したのにもかかわらず諦めず、桜子を見守ってるんだもん。ま、でも僕は桜子・達彦カップル派ですが。
そして予告ナレーションは、そんなキヨシのパパこと塩見三省。おぉ、今まで地味だった塩見さんが。あとは室井さん、八名さん、徳井さんがまだだなあ。冬吾は、方言が聞き取りづらいので予告はないんじゃないかなあ。あ、でも、それはそれで味があるかも。あーだけど、みんな予告だと標準語だよねえ。でも冬吾がいきなり標準語喋ると、違和感バリバリなんだよなあ。というわけで、冬吾がやるときが来たとしても、多分方言のままだと思われ。