「役者魂！」第一回

役者魂！　第一回「本能寺海造登場！！」
うーん……こんなもんか。

意外とフツーなドラマだったかなあ。藤田さんがもうちょっと奇人変人っぷりを発揮してくれるのかと思いきや、意外に大人しくて拍子抜け。つまんないわけじゃないんだけどね。まあ火曜は他に見るドラマもないし、多分見続けるとは思います。しかし、芸能界の裏側って本当はこんなんじゃないんだろうなあとこういうドラマを見るたび思います。ま、本当のことなんか書けるはずないんだろうけど。

・烏山瞳美（松たか子）
彼女の歌は相変わらず好きではないんですが、演技は安定していてさすが見やすいです。人の人生を妄想するのが（しかも誇大妄想）趣味なんですかね。最後の宝くじ云々の妄想シーン、あれだけ鶴折りまくるの大変だったろうなー。

・本能寺海造（藤田まこと）
前述したとおり、ちょっと弾けっぷりが足りないかなーといった印象。もっと傲慢な感じなのかと勝手に思ってたんだけど。今後は藤田さんにかかっていると言っても過言じゃないはず。

・相川護（森山未來）
クレジット二番手の割には結構地味だったな。松たか子との掛け合いは結構良かったけど。

・柳沢光春（香川照之）
何気に一番弾けてたのはこの人かもしれん。舞台のシーンの形相が凄かった。

・福田桜子（川島海荷）・忠太（吉川史樹）
お姉ちゃんは「誰よりもママを愛す」の末っ子君の彼女、弟君は「アットホーム・ダッド」「曲がり角の彼女」「大奥」などフジで御用達の子と、子役面は問題なし。お母さんは勝手に死んだものだと思い込んでたんですが、生きてるんだ。誰か特別ゲストだったりする？

・美剣玲二（阿部力）
「ミツルギレイジ」と聞いて逆転裁判を思い出したのは僕だけではないはず。

この話がまだどうやって転がっていくか分からないので、その点は興味があるんですけど……うーん。まさかここまで淡々としているドラマだとは思わなかったので、来週からは別視点で見てみることにします。しかし、予告長っ！　あれだけ長いと逆に萎えるな。