「嫌われ松子の一生」第五章

嫌われ松子の一生 第五章「愛を乞う逃亡者」
禁断症状の描写はかなりあっさりしてたなあ。


小野寺(吹越満)を殺害した松子(内山理名)は、太宰治の自殺の名所として知られる玉川上水で自殺しようとする。松子の最初の彼氏(おそらく)の八女川(萩原聖人)が太宰を崇拝してたってことを覚えている方はどれだけいたのかなあ。何の説明もなしに「太宰の自殺の名所」だもんな。ま、別にいいけど。そして松子はそこで島津(杉本哲太)という男と出会う。初めて会った自殺を試みようとしていた女を家に易々と泊めようとする島津さんも島津さんですが、松子も一度レイプされそうになった女にしてはちょっと警戒心なさすぎでしょ。そういえば今思い出したけどあれが松子の初体験だったんだよね確か……悲惨な初体験だ。それが災いしてか今まで肉体関係を持った男はヒモ暴力男に妻子持ち、ヤク中野郎とろくでなしばっかりだったから、その点では島津は一番マシな男だったよなあ。今後の問題も色々あるけど……ま、もちろん一番は赤木(北村一輝)なんですが。しかし、松子もよく分かんない女だよなー。赤木の好意には甘んじないくせに、赤の他人の島津の家に住み着くなんて……笙(小柳友)も言ってたけど「何でだよってツッコミ満載」すぎ。しかし関係ないけど、北村さん、漁師役なんてこのドラマでしか見れないんじゃないか? ルックスはもはや漁師とは思えないのですが。


来週はいよいよ刑務所編! ここのメンバーがかなり個性的で、原作でもなかなか好きなシーン。特にゲストが山田スミ子有坂来瞳ふせえり片桐はいりってすごいよなあ。ふせえりが特に怖かった。