「役者魂!」第八&九回


役者魂! 第八回「29歳の誕生日で大逆転!」
冒頭15分見逃しましたー。


本能寺(藤田まこと)の誕生日を誰も彼もが忘れていて、落ち込むんだけどその翌日にパーティが!と思ったら実は瞳美(松たか子)の誕生日パーティで、本能寺がいじけちゃって……っていう一連の流れは面白かったし原題の「偏屈俳優に振り回される周りの人々」っていうのになってて良かったと思う。しかし子供たちが瞳美にプレゼントしたはずのマフラー、本能寺にあげちゃっていいのか。それでいいのか子供たち。
やっぱりパーティのシーンとか見ると、初回に比べると随分会話のテンポが良くなったなーとしみじみ思う。あと今回社長(香川照之)の出番が多めで、それで思い出したんだけど、「独立したら潰すよ」って言わなくなったんだよね最近。あれ異様にしつこかったからなあ、良かった良かった。


で、今回は桜子(川島海荷)反抗する!てな話だったわけですが、反抗するって事はそれだけ心を許してるってことで。それって家族に近づいてるって事じゃないかなあ。でもま、うまくいったら「本当の母親が……」みたいなことになるのはお約束。そして母親は戸田菜穂でしたー、いえーい大当たりー。


役者魂! 第九回「生放送! 電撃発表と母の逆襲」
美剣(阿部力)オーディション受かったのか。


里奈(加藤ローサ)と本能寺が熱愛報道って……なんでもありになってきましたねこりゃ。面白かったからいいけどさ。しかし一日消防士の役割があっさり美剣から里奈に変わってたけど、そんなに簡単に変えれるものなの?(同じ事務所だからいいのか?)とか、いくら緊急出動だからってそれを見越した上での一日消防士なんだから誰か1人ぐらい残ってるでしょ……とか、ツッコミどころは多かったですけどね。
そして、子供たちが警察に補導されてからの警官との会話にもなかなか不自然だったような……家庭の事情をべらべらしゃべるのも「そこまで言わなくても……」って感じだったのですが、子供たちの前で警官たちが「本当の母親はどうして育てるのを放棄したんです?」「親がいれば、こんな子供にはならないんだが」って言うのはいくらなんでもひどいかと。ムカムカきたよこの台詞には。そして警官役に長谷川朝晴。嫌な役しかしないなあ最近。


そしてラストシーン。これを先週の最後に持ってくるのはいただけないよなあ。先週のラストの、母親(戸田菜穂)に駆け寄る忠太(吉川史樹)と瞳美の手を握って離さない桜子……という図は良かったんだけど、さすがに2度目だと冷めた。しかしまり子さんは何時間待ってたんですかねえ。
来週の予告で瞳美が子供たちに「あんたたちは重荷だ」って言ってたけど、あれって多分「本当の母親のところにいた方が良い」って思ったゆえの言葉なんだろうけど、そういうのってあんまり好きじゃないんだよね……多分それでも桜子たちは瞳美のところにいることを選ぶんだろうし。ベタな展開でもいいんですよ、今週だって台所で涙をこらえる瞳美もグッときたし。
それにしてもまり子さんはなんでまた姿を現したんですかね。男に捨てられたか?