「わたしたちの教科書」第五話

わたしたちの教科書 第五話「職員室のイジメ!!」
冨浦君の声はどうも受け容れられない。


相変わらず加地(伊藤淳史)が流されやすすぎてイライラ。職員室内でのイジメ、そして雨木(風吹ジュン)が手を差し延べるという、雨木の「落として上げる作戦」にまんまと引っかかってイジメ問題から手を引く加地。おいおい。そしてあの教科書まで素直に返しちゃうのか……誰かさんの好意は素直に受け止めろよ。しかし教えてくれたのは誰なんだ? あの場所を知ってるのは雨木と早紀(真木よう子)だけだと思うんだけど、早紀だとはどうも思えないんだよなあなんとなく。


で、このイジメの話はまあ話の筋としては分かるんだけど、冨浦君の話って必要か? まあ加地が生徒たちから実は全然信頼されていなかった……っつーのは分かるけど、別にあそこまで込み入った話にしなくても。というか大体「父親の援助交際相手だから」が理由だったらしいけど、撮ってる顔がどう見てもにやけてたのですが……ただのミスリード? それとも別になんか理由ある? なんだか前々から思ってたんだけど、とりあえずショッキングなエピソードを入れて次回への引っ張りだけ作って本題はちょこちょこと進めてく、っていうこの手法が気に入らない。雨木の息子の話も要る? この詰め込みっぷりは「あなたの隣に誰かいる」を彷彿とさせるけどあそこまでエンタテイメント性に富んでるとはいえないし、白石さんのような新発掘できそうなキャラもいなさそうだし。そして結局朋美(谷村美月)は何も言わずじまいだし……やっぱこの子が一番怪しいよね。
生徒役としては伊藤沙莉ちゃんがそろそろ出番ありそうな予感。きっと最終回は「はぁ?」ってな感じなんだろうなあ……特に考えさせられるわけでもなし、面白いとも言いがたい感じのドラマですな。