斜陽

観たのがだいぶ前(6/17)なんでちょっと完全には覚えてないんですが……


とりあえず上映時間がたった一時間なのにびっくりしました。「ふーん、結構淡々と進んでくわりには展開早いなぁ……ってあれ、え、もうこのシーン? 終わっちゃうんじゃね? 早くね? あっ、終わった」みたいな。まぁ原作が短いんで、長さとしては順当だったとは思うのですが……
原作にはかなり忠実に沿ってました。「今、私が何してるか分かる?」と仰るお母様(高橋ひとみ)のシーンもありました。無意味に。正直面白いか面白くないかといえば、うーん微妙だなぁ、という。太宰好きにはたまらんものがあるのかもしれませんが。


個人的にキャスティングがいまいち。サトエリは最近映画でやたら見かけるんだけど、演技は悪くなかったです。ただあのおっぱいの大きさはこういう世界観の映画ではだいぶネックになってると思う……その点では高橋ひとみはかなりぴったりでした。色白で細身でなくてはいかんよね、やっぱり。そして上原二郎役のぬっくんなんだけど、やっぱぬっくん演技上手くないよ。「冴えない男」っていうのにはぴったりだけど、なんというか説得力が足りないというか。演技力がもっとある俳優さんを起用して欲しかったなぁ……


そういえば何故か舞台が現代でした。かず子(佐藤江梨子)がケータイ取り出した時にはびびったよ。