「チェイス〜国税調査官〜」第3話

チェイス国税調査官〜 第3話「パーマネント・トラベラー」

ゲストに石橋蓮司


なんというか、あれだ。先週村雲(ARATA)が主人公っぽすぎると書いたばかりではあるんだけど、でも今回のように春馬(江口洋介)サイドが主を占めるとどうも退屈というか、お話的にハラハラしない……だって「追い詰める側」よりも「追い詰められる側」のほうが見ててハラハラしません? あれ、そんなことない? いやまあ、ドアから海江田が出てきたときは「おおっ!」とは思ったんだけどさ。
というかえぐっちょの演技が全体的に暑苦しすぎるんだよなー。苦悩を演じてても全然苦悩が伝わってこないというか……熱くて鬱陶しい! となってしまうのですよ。ARATAがクールな中に感情を秘めた演技がすごい上手いから、余計そう感じてしまうというね。あーただ歌織(麻生久美子)のキャラクターが安っぽくなってしまってるきらいはあるなあ。「魔性の女(笑)」って感じになってしまってるんだよね。台詞回しとか特に。


ストーリーとしては、なんかいまいち石橋さんが今までの業績をなげうってまで脱税をしようとしたきっかけが分からないというか、理由として弱い気がしたなあ。あと娘さんは一体何をしたいというんだろう……会って数ヶ月(数週間ぐらい?)の男をどうしてそう易々と信用してしまうのかと! これは娘サイドからじわじわ村雲に責められていきそうな予感ですなあ。
ところで村雲はやっぱり檜山(斎藤工)に対して復讐(父親の代わりに、みたいな?)しようとしてるんですかね。単なる善意で彼が動くとも思えないし、絶対裏がありそうだわ。つーかあってほしいw