『英国王のスピーチ』

これすごく面白かったです! ただ展開に隙がないので、つっこみづらくもありw お話としては本当に英国王がスピーチするだけなんですよ。もちろんそこまでに人間ドラマはあるんだけど、終着点のスピーチに向かうのが全体的な流れです。これは無駄に知識入れるよりも、実際に観てみて、「あーおもしろかった!」というのがベストな観方な気がするなー。
(というわけで一応以下畳んでおきます。ネタばれは特になし)


不満点は主人公と、吃音を治そうとする医者が喧嘩するシーンがやたらと多いところかな。いがみ合いを繰り返すことによって心を通じ合わせるのはいいんだけど、あんまり多くてちょっと鬱陶しかった。展開もわりと平坦だから、というか平坦だからこういうのを入れざるを得なかったんだろうけど、余計に目立つし。
スピーチのシーンは本当にすごい。表情だけで演技をする役者陣、ただスピーチをするシーンを撮っているのに盛り上げさせる演出、それを飾る厳粛な音楽*1、どれも素晴らしいです。感極まっちゃったし、終わった時には登場人物と一緒に拍手したくなったもんw
というわけでこれはオススメ。イギリスの知識なんてゼロに近い僕でも観られたのでwぜひ観てみてください!

*1:非常にどうでもいいことだけど音楽が愛のむきだしの教会のシーンでよく流れてたのとおんなじで別の意味で滾ったw