「野ブタ。をプロデュース」#3

野ブタ。をプロデュース #3「恐怖の文化祭」
信子(堀北真希)の母親は出てこないのか? あと深浦加奈子も。

今回はまったくと言っていいほどプロデュースのシーンはなし。というか、先週で他人ができる限りのことをしたので、あとは自分が変わるだけだと思うんですけどね。だけど堀北ちゃん、髪型もあの妙な喋り方もどんどんまともになっていってる模様。いじめっ子四人組のうちの三人もお化け屋敷見てくれたりと、いじめ側にも多少なりとも変化が出てきた様子。義理のお父さんとも和解(?)しみたいだしね。

喋り方といえば、山P。何かずいぶんおとなしくなっちゃった感がするんですけどー。たしかに当初はいろんなところで「うざい」と言われていたけど、僕はそんなに不快に感じなくて。さすがに最終回まであんなおちゃらけた雰囲気なわけにはいかないから、多少は見せ場見せなきゃいけないんだけど、いきなり悟ったように語りだされると(って、そこまで大げさではなかったですが)ちょっと興醒め。今のところ彰(山下智久)が一番謎なキャラなんですよね。

しかしあの3人組が幽霊、もとい生き霊だったとは・・・生き霊になってまで来たかったんですね、文化祭。「青春時代は素晴らしかった」っていうことが言いたいんでしょうかねえ。正直、僕はそこまで今の生活にあまり青春を感じませんが・・・彰の言うとおり、ちょっと時が過ぎてみれば「あのころは楽しかった」と思えるときが来るんでしょうか。

そして、早くも修二(亀梨和也)に変化が。信子や彰を見て、今の自分に疑問を感じた様子。文化祭前の、友人と会った後の画面が暗くなったりするカットが印象的でした。印象をよくしようと愛想良くしている、悪く言えば八方美人な自分に自己嫌悪しはじめてきたみたい。うーん、面白くなってきた。修二自身がどう変わるのか、一番楽しみです。ここからが木皿さんの本領発揮じゃないでしょうか。

それにしてもまだあの黒幕の犯人は明かされないのか・・・これであの人じゃなかったらある意味びっくりですが。