「世にも奇妙な物語 2006年秋の特別編」

あのミニ話はなくなったんでしょうか。ネタ切れ?ちゃんとありました。

「鏡子さん」
最近の「世にも」には珍しく正統派ホラー?と思ったらサスペンスでした。内容は結構陳腐だったけど。こういう連鎖オチは「世にも」お得意ですね。関係ないけど、南鏡子と江波杏子って名前の語調似てるよな。
鏡を割る看護婦は「本能」を彷彿とさせますなあ(はいはい)。


「超能力研究」
題名はかなり曖昧です……眼鏡が曲がってるのかと思いきや。


「部長OL」
あれ?「OL部長」だっけ? まぁいいや。何故今更転校生ネタ?って感じですかね。入れ替わってお互いの大変さが分かるっていう展開とか、オチは王道で読めまくりだったけど、伊武さんが結構弾けてたからいいや。釈ちゃんの表情筋もすごかったなあ。


「箱庭」
これまた王道なお話で。箱庭の家具の配置と実際の家の配置が連動しているのかな、ってちょっと思ったけど微妙に外れたなあ。


「昨日公園」
やっぱり光一君は演技あんまり上手くないよね……なんか久々にドラマで見たけど。しかし山崎君は何回死ねばええねん、って感じですな。しかもどんどん死者増えてくし。あと「世にも」はこういう繰り返しネタで時間を稼ぐ戦法はいい加減やめた方がいいと思う。飽きるから。大体「世にも」ではこういうタイムスリップ物って主人公が死んで終わると記憶してるんですけど、こういうオチは結構斬新だったなあ。で、あの忠告カー(?)は何の関係もなかったんですね。


「オブジェ」
何か前にも似たような話なかったっけ?


「猫が恩返し」
クロ人間バージョン(だって嘘をついた奴)を家に入れる気になったのはルックスが斉藤君(相変わらずどっちだか分からん)だったからだよね〜。ま、要するに独り言はあんまベラベラ喋るなってことですね。私事ですが、猫に反応しまくってた小梅が面白かったです。


「拡大コピー」
く、くだらん……


「家族会議」
途中までは神展開だったのに……最後の甘ちゃんな展開でうんざり。多少後味は悪くても、マリが生き返らず終わったままでも良かったと思うんだけどなあ。ああ、もったいない……


総評。一番面白かったのは「昨日公園」かなあ。オチがわりと斬新だったし。やっぱちゃんと原作があるのはいいよね。「家族会議」は本当勿体無いと思います、はい。