「着信アリ」最終話

着信アリ 最終話
なんかたくさんツッコみどころがあるのですが……どうしよう。


とりあえず、こっちも箇条書きにしてみました。手抜きですいません。

・由美(菊川怜)が脱走したらまず、学校に配備おけよ警察。

・あの秘書は独断で行動してたんだ。てっきり、西村先生と共犯なのかと。

・で、なんであの大山のビデオテープとっておいたのよ? すぐに処分しろよ。

・教師が生徒を好きになったり、生徒が教師を好きになったり……とんでもない学校だな。

・なんで西村先生は殺すときいつも首絞めなんだ……秘書の時は、近くに鈍器あったんだからそれで殴ればよかったのに。その方が早くない?

・西村先生の首に巻きついてきたツタのCGはしょぼすぎ。

・亜美の死体はグロかったけど、動き出してきたとき思わず笑ってしまった。

・えーと、結局のところ大山を殺したのは誰なの? 秘書? 由美?


そしてラスト。実は亜美と由美が入れ替わっていた! えー!!……で? っていう。確かにびっくりしたけど、別に入れ替わっていたからどうこうというわけではないような気が……ただ意外性を求めただけのラストみたいでげんなり。大体親すらも入れ替わったことに気づかないって、ありえなくないっすか?
しかしややこしいストーリーだよな……薔薇の花を受け取った由美が亜美に代わってもらって*1体育館倉庫で山下先生(津田寛治)を待っていたら殺人現場を目撃し、逃げている間に亜美と由美が代わっていて、由美のことが好きだった西村先生が「助けて、山下先生……」てのに逆上しちゃって殺しちゃったものの、実は殺したのは亜美で、生きていたのは由美で……と思いきや、生きていたのは亜美のほうで、由美に憧れを持っていたから亜美は由美のふりをしていた……というまあなんともややこしいストーリー。なんか書いているうちに自分でもよく分かんなくなってきたぞ。
ワンダーフォーゲル部や榊親子のことも、全部今まで亜美だと思われていた由美の仕業だったってこと?……なんか、そう考えると矛盾点がボロボロ出てきそうだな、このドラマ……だいたい、あの明和女学院の薔薇の花は誰の仕業だったわけ?
あと、最後まで分からなかったのが、仙堂(石黒賢)の「君(由美だと思われていた亜美)は、パズルのピースだ」っていう言葉。これって、たまたま彼女が明和女学院の生徒だったから? それで、彼女の双子の姉妹がその事件の元凶だったなんて……わー、すごいぐーぜーん(棒読み)


ま、途中で結構「思ったよりは」盛り上がったもののやっぱりグダグダで終わってしまった感はあるよな……思ったよりも怖くなかったし。あとやっぱり映画もそうだけど、ああいうラストは好みじゃないです。小説でよくある「後味の悪いラスト」とは意味合いが違う気がする。だってあとから付け足したような話なんだもんなー。

*1:山下先生と待ち合わせしたのは、二人が代わった後だと考えていいんですよね?