「週末婚」Vol.1

週末婚 Vol.1「私より不幸でいて」
さぁ〜始まりました内館ドラマ集大成っ。


すごいねー……すごい毒気。初っ端から妙にエロいセックスシーン、そしてそれを含め第1話でなんと4回もベッドシーンがありました。ワイン口移し飲ませといい、「エッチだわ」「体が合う」「脚を開く」などの発言といい、親と見れるドラマじゃないよ〜。見てたけど。


とりあえず初回恒例人物紹介。あ、でも月子・陽子姉妹と理加子の苗字が分かりませんでした。ググっても出てこなかったし……(追記:第2話で出てきましたので、書き足しました)


・浅井月子(永作博美
今のほうが可愛いよね。でも演技はうまいよな〜。泣く演技がすごくうまかったけど、ラストのまくし立ては圧巻。よくあんな長いせりふを覚えられ、しかも早口で噛まずできるもんだ。すげえよ、永作ちゃん。あのラストのシーンは好きです。エグくて。でっかい登場人物に囲まれ、一人だけちっこい永作ちゃんがかわいい。

・浅井陽子(松下由樹
松下由樹も本当にうまい! このときはまだ今よりも痩せてて、やっぱりスタイルいいよなあ。でも今も太って逆に貫禄ついた、って感じですかねえ。しかし、こんなセックスの話しまくる姉、いやだよー。

・矢作航一(仲村トオル
トオルちゃんが一番若い。なんかつるっとしすぎてて、今の方が渋くてカッコいい気もするけど……確か妙な登場人物ばかりいる中で、彼だけがまともなキャラだったような覚えが。

・大森純(阿部寛
この時は彼もまだまともだったんだけどね……ただ、冷静な男の割には、簡単に陽子を妊娠させちゃったりなんかして、無計画すぎる気も。それとも陽子がかなりの知能犯だったのか?

・大森豹(沢村一樹
沢村さんはあまり変わってないなあ。こういう猪突猛進系のキャラクターって、内館ドラマには必ず出てきますよね。でも内面は実は女々しいっていう。

・宮脇理加子(川原亜矢子
他の人たちが芸達者なので、すごい大根に思える……つーか大根。彼女はやっぱりコメディの方が似合うよなあ。ちなみにフランス語も壊滅的。


えー、ここまでずいぶん長くなってしまったんですが、愛憎劇ドラマ恒例、ネタ羅列といきます。演出は「年下の男」や「汚れた舌」に比べればおとなしめかな?

・自分が翻訳した本をペンでぐさぐさ刺してる陽子。ドロドロドラマのお約束。

・主題歌「あいわなごー、ふぇぶりうぇいゆご〜♪」と、資生堂ちっくなイラストをバックで

・理加子「猫舌だけど、キスは沸騰しててもOKなんだ私」そんなこと知りたくもないです。

・理加子の唇ぺろり……微妙……

・女にふられると会社をさぼって海に行く男・豹

・「お姉ちゃんは、弱くてさびしがりやだから、中学生のときにセックスしたのよね。強くないから、手当たり次第男と寝て、不倫も三回やって、挙句中絶までして、誰のかわかんないってけろっと言ったよね。何もかも弱いからだったんだ。中絶の後も、あらゆる男と関係して、自分に体の合う男と会えないからって、鬱状態になって、神経科に通った女なんですよみなさん。美貌の翻訳家を嫁にもらったと喜んでいらっしゃるなら、とんだお笑いです。姉は翻訳家として行き詰っていました。誰にでも体を開いて、風俗同様の暮らしをしているところに、いい具合に純さんが現れました。久々の独身。エリート。しがみついたんですよ救世主だったんです。大森家では、プライドばかりで実は何の力もない厄介者を押し付けられたと同じです。もちろん計画妊娠です。危険日で純さんを誘ったと、平気で言う女です。……こういう女を、さびしがりやの弱い女って言うんですね。したがりやのずるい女って言うのかと思ってました」
書き足しましたー。しかし、改めて見るとすごい長台詞! 永作ちゃん、よく覚えられたなー……そして内容のなんてエグいこと。